北朝鮮、ミサイル発射！

　五時半起床しました。
そいえばサッカーやってるんだっけ？ちょっとテレビをつけてみました。
お～、やってるやってる。でも…。

　画面の端の青い枠に字幕が…
「北朝鮮、ミサイル発射・・・」
繰り返し、繰り返しスクロールする内容にド肝を抜かれました。
ほんとにやっちゃったのかよ～。

　ネットで調べるとどうやら事実の様…。
サッカーは延長戦に入り、放送はNHK教育に移りました。総合テレビは
それからひたすらに北朝鮮のミサイル問題を続けます。

　民放も追随し始めました。
阿部官房長官の会見が何度も繰り返されました。

　拉致問題と言い、核問題と言い、まともに対話の出来る相手ではないと
分かってはいますが、威嚇行動と思われたミサイル発射準備も、本当に打
ったとなれば状況は更に緊迫したものになります。

　まさか、本当にどこかを狙った訳ではないでしょうが、だからとて、宇宙衛
星の打ち上げに失敗したなんて言い草はないでしょう。


　憲法九条改正反対です。しかしそれは平和ボケした日本人の戯言なので
しょうか？
　少なくとも第二項「戦力の不保持」は改め、自衛隊は軍隊として認め、国防
は強化すべきなのでしょう。
　しかしどうしても第一項「戦争放棄」だけは死守して欲しい。そうしなければ
かの戦争で命を落としてきた人々、そのご家族、そして、焼け野原の中から
日本を立て直してくれた世代、高度成長期を耐え忍んできた世代に申し訳な
いではないですか。

　北朝鮮は日本のどの都市でも十分以内に灰にする事が出来ると言います。
いくら日米安保条約があるとは言え、自国の防衛を他国にまかせていては、
主権国家と言えません。

　自衛隊はよく他国から
「戦闘しない軍隊なんておかしいじゃないか」
と言われます。

　全然おかしくなんかない。日本は戦争を放棄しているのだから。

　作家の浅田次郎はこう言いました
「自衛隊は、非戦の誓いを立てた、日本が誇る世界最高の軍隊である」

　私もそう思います。しかし、こうやって事態が緊迫してくるとやっぱり綺麗
事なんでしょうか？戯言なんでしょうか？


非常に複雑な心境です…。

　ミサイルは六発も発射されました。まだ午前中です。
まだ状況は変わりそうです……。