夏の終わり??
さて、めでたくも5000HIT頂いた事ですし、
これからの私のブログは内容で勝負だ!
とばかりに、気合を入れながらパソコンの前で
唸っておりましたが…。
「な~んかねぇ~かなぁ~~…ブログのネタ…」
悲しいかな、5000HIT頂いても頭の悪さは変わり無く、
パソコンの画面を睨みつけながら、途方に暮れていたのでした。
と、そこへ不気味な気配…。背中に感じます。カサカサ…と…。
「ん?」
振り返った柱には、なんとゴキブリがぁ~~~!!
おのれぇ~~、ゴキブリ~~~~!!
黒褐色の背中にツヤが光るのを見るにつけ、
私の闘争心はメラメラと燃え上がるのでありました。
三億年もの間、進化をしていない究極の生物。
絶滅もせず、「生きた化石」と呼ばれる昆虫。
敵として不足はないぜ。(←なんのこっちゃい…)
私はそばにあった新聞紙をまるめて身構えました。
でも、それは今日の新聞なので、まだ読んでないとこ
がいっぱいあるな~と考え直し、古新聞をさがします。
思わず私のセコイところが露呈してしまいましたが、
私がもたもた古新聞をさがす間も、ゴキの野郎は
微動だにしません。
なかなか、根性の座った奴のようです。
ようやく古新聞を見つけた私は、もう一度身構えました。
一撃で、ぺしゃんこにしてやるぜ~~。
新聞紙を振りかざし、まさに乾坤一擲の攻撃を加えんとするその刹那…。
「え?」
なんたることか、ゴキブリの野郎、ポテっと落ちちゃったのです。
仰向けに落ちたゴキの、六本の足が弱々しく動いています。
まだ、たたいてないけど…。
どうやら、弱っていた模様です。なんだか拍子抜けしてしまったと同時に、
私は生まれて初めてゴキブリをかわいそうだと思ってしまいました。
ゴキブリと言えば、どっからでも入ってくるあのひらべったい体に、
恐るべき移動速度、ちょっとたたかれたくらいでは容易に死なない
あの強靭なる生命力と、どれをとっても憎たらしい限りなのですが、
その憎たらしさが、目の前のゴキからは感じられないのです。
「ん~~夏ももう終わりだしな~~」
と、ものすげぇ展開から夏の終わりを感じてる私っていったい…??