yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

ヒステリー婦警


今年もあと十日ほどになってしまいましたね。
クリスマスも近付き、なにやら世間もちとざわついている昨今でございます。

私といえば、いつものようにお仕事で外をほっつき歩いておりました。
私の担当区域は、繁華街が多いので、当然、路上駐車になってしまうの
ですが、例の「駐車違反取り締まりの民間委託」導入の時は正直言って、
「まいったな~~~」という感じだったのです。

しかし、フタを開けてみれば、あの監視員さんたち、営業車や納品者、
ことに「ただ今納品中です。すぐに終わります」などというステッカーをつけて
いる車には、結構、寛大なのです。
一応は車の周りなどをぐるっと回って見ることは見るのですが、ステッカーを
見ると、「ま、いっか」ってな感じで、立ち去ってくれます。
正直言って、繁華街で、納品者や、営業車をまともに取り締まられたら、
我々の運転免許なんかすぐになくなってしまいます。

しかし、警察官は血も涙もありません。私の担当区域は「最重要取り締まり区域」
とやらで、警察官も取り締まりに回ります。営業車だろうが、納品者だろうが、
トラックだろうが、タクシーだろうが、お構いなしで取り締まります。
組関係の高級乗用車を取り締まっているのを見た事がないのですが、これは
気のせいでしょうか?


ま、なにはともあれ、今日のこと…。

ひと仕事終えて、車に戻って見ると…警察官がいっぱい…。やば…!!
一人は車の前に立ってナンバーとかを控えているようです。しかしフロント
ガラスにはまだ違反シールが張ってありません。ナンバーを控えられても、
シールを張る前に車を移動させればセーフです。

「あ、すいませ~~ん」

と警察官に声をかけると、警察官は書くのをやめました。どうやら許して
もらえそうです。ああ、良かった…。今年はもう一回やられてるので…。

が!

ナンバーを控えていた警察官の横に婦警がいました。いきなりツカツカと
私の前まで歩いてくると、

「ここは駐車違反区域です!!」

と大声でほざいたのです。手に持っていた違反シールを私の鼻先につきつけ、

「今日はまだシール張る前ですが、納品とか配達とかっていうのは
理由になりませんからね!! わかりましたか!!」

私が逆上したのは言うまでもありません。しかし、幸いなことにまだ冷静な
私もいて、「逆らうんじゃない。シール張られるぞ」とたしなめます。
しかし、素直に返事するほど私も人間が出来ている訳じゃありません。
自然、婦警を睨み返すような格好になりましたが、婦警は言うだけ言うと、
ふんっとばかりに踵を返すと、ツカツカとせっかちに歩き出したのです。

さっきの警察官と目が合いました。すぐに彼は目を逸らしました。
彼もまずい言い方だと思っているはずです。しかし、警察官が自らの非を
認める事など絶対にありません。
否、無論、非はこちらにありますが、あんな喧嘩を売るような態度で、
取り締まりと言うのでしょうか?

婦警は若い女でした。きっとなめられる事も多いのでしょう。憤懣がたまって
いたのかもしれません。しかし、警察官は国民の一番身近にいる国家権力者
です。ただでさえ、圧倒的に強い立場にいる人間が、一般人を相手に八つ当たり
などされてはたまりません。

憤懣やるかたなしはこっちの方ですが、違反切符をもらわなかっただけ幸いと
思って、収めるしかありません。
これから年末にかけて仕事は忙しくなります。
仕事は勿論ですが、ヒステリー婦警にも注意しなければなりません。