yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

横浜オフ会 その一


6月16日、土曜日の午後、横浜のとあるスタジオに、音楽を趣味と
する仲間が集まりました。

ヤフーチャットで知り合い、九州で、始まったオフ会は、名古屋、東京、
とその裾野を広げ、とうとう我が町、横浜に来たのです。

土曜日も仕事の私は、会社を午前中で早退すると、愛器、ホアン・エルナンデス
を引提げて、会場に赴いたのでした。

福岡から、大分から、名古屋から、長野、群馬、千葉、そして神奈川、
てんでばらばらの地区に住み、電話線一本で知り合った音楽の仲間たちが、
横浜に集結したのでした。
集まった楽器も、ギター、トランペット、ホルン、コントラバス、サックス、
ヴァイオリン、リコーダーとバラエティーに富んでおりました。

会場ではすでにピアノのリハーサルが始まっていました。
ピアノは自前と言うわけにいきません。したがって、はじめてさわる楽器
のため、タッチの違いとがあり、優先的にリハーサルが必要なのです。

私もギターをケースから取り出すと、少し指ならしをしていました。
ギターの音は、他の楽器から比べると、はるかに音量が小さく、さほど
リハーサルのじゃまにはなりませんので…。



そして問題なのは、左手の人差し指…。

ここ、10日間ほど、私は、この日に向けて、自分でも感心するほど練習
を重ねてきたのです。しかし、演奏する曲は難易度が高く、成功率の高い
ものとは思えません。
結構ブルーになっておりました…。 できるかなぁ…。 自信ないなぁ…。
もっとやさしい曲にして、お茶を濁すかなぁ…。

そんなうだうだした気持ちを一変させる事件(大袈裟かも…)が前日
おきました。
こともあろうか、演奏会の前日、左手の人差し指の腹を、うっかりして、
刃物で切ってしまったのです…。

バンドエイドを巻いてみたけど、こんな状態ではとてもギターなど
弾けません。
あれだけ練習したことが、全部無駄になってしまう。
私の中で、非常な危機感が勃発してくるのが分かりました。
弾けないくらいなら、弾いて、失敗して、大恥かいて、次のステップへの
モチベーションにした方が良いではないか…。

絶対に弾いてやる…。

そこで思いついたのが、水絆創膏でした。 水絆創膏っていうのは、
分かりやすく言うと、殺菌作用のあるセメダインみたいなものなのです。
傷口に塗り、傷口が直接他の所に当たらないように、カバーするのです。


その水絆創膏を少し厚塗りしての、演奏会参加でした。
傷口は完全にカバーされています。 弦を押さえても痛くはないですが、
かなりの違和感を覚えました。

でも、みんなもその事は知っているので、下手の言い訳にすれば良いと、
かない勝手に解釈して演奏会に臨みました。
しかし、面白いもので、そうやって腹が据わると、自分の順番までの時間を
イライラすることもなく、みんなの演奏を楽しむ事が出来たのでした。


そしてなんと、私の順番は最期から二番目…。
愛器、ホアン・エルナンデスを持つと、私は演奏席についたのでした…。
私の弾く曲はアンドリュー・ヨーク作曲の「サンバースト」です。
こんな曲↓
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=lLxcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpXIjEYGJBYuJLOSEhRXPKHlXbvu73Ci8DqIZgVPT2kkapl951g.iDG7hzs

続く…。