yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

「嵐が丘 ライヴ コンサートツアー2005」 川井郁子

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嵐が丘 ライヴ コンサートツアー2005」 川井郁子

ヴァイオリンをやり出して、三ヵ月が経ちました。
初めて弾いた時に、ちょっとおだてられたのがいけなかったらしく…、
遊びのつもりが、気が付けば…  ああ~~~!! 謎

ですが、教室に通うつもりなど毛頭なく、ともかくも実践あるのみ。

コピー! コピー! 全てはコピー!!

ま、そんでも、プロの演奏でも見れば、それなりに勉強になるはず!
って訳で、誰か、上手い人のDVDを買おうと思って、でもって、結局は
川井さんの色気に負けて、買ってしまったわけですね…。 はい…。


以前、川井さんのベストCDを聞いた時に感じたのです。
この人はクラシックのヴァイオリニストなのかと思っていたのですが、
ま、確かにそうなのでしょうが、プレイヤーとともに作曲家でもあります。
ですから、ただ演奏だけしている訳ではありません。
楽器の選択だの、曲のイメージだのも考えてるのでしょうね。

エレキギターの採用とか、いろんな意味で、クラシックに閉じ込められない、
懐の広さを感じたのです。


そして、今回のライヴDVD…。


バックはピアノに、ギターに、ウッドベース…。
これにドラムが入ったら、完全なるジャズスタイルなのですが、
リズムセクションは主にピアノが担当し、ベースがこれを助けます。
ギターは主にバッキングですが、ソロを許されれば、独壇場です。
ピアノもしかり…。

なにしろオープニングが「リベルタンゴ」ですからね。

前半は、ともかくも、インプロヴァイゼーションを駆使したかに
見えるジャズ的な演奏で、感動です。

そして、後半は、音楽を聞かせると言う事は当然ですが、
見た目、ショー的効果をふんだんに狙った演出が沢山あります。
川井さんの醸し出すエロティシィズムを、上手く演出したと思います。

聞いて良し、見て楽しい…。
素晴らしい演奏だったと…、
本当のコンサートを見たようになって、気分が良いです…。