yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

殺すのやめて、おねがいです


朝日新聞 声 より

小学生 かけひ れいな
(東京都世田谷区 7歳)

ミャンマーで、9月27日、日本人カメラマンの長いけんじさんが、
じゅうでうたれてなくなりました。
しゃしんでみる長いさんは、とてもやさしそうで、いっしょうけんめい
しごとをやってた人だと思います。

長いさんは、いつもどうすればあらそいがなくなるのかを考えていた、
と28日の朝かんに書いていたそうです。
あらそいをなくすことを考えていた人が、どうしてころされてしまった
のでしょう。人や国のしあわせを考えて人が、なぜころされたのかを
わたしはしりたいです。

わたしのおとうさんもすごくやさしく、長いさんとおなじ50さいです。
28日夕かんの、長いさんがたおれているしゃしんは、みていると
かなしいです。
おとうさんはときどき外国にいきます。だから、もし、これがうちの
おとうさんだと思うと、なみだがでます。

もう、人をころすのはやめてください。せかいじゅうのみんなに、
おねがいします。





7歳と言うと、小学校の2年生でしょうか?
まだ、漢字もそれほど習ってはいませんね。
それでも、一生懸命、書いたのでしょうね。
たどたどしい平仮名の羅列には、かえって恐るべき説得力があります。

お父さんと同じ歳の「長いさん」が亡くなったのがショック
だったのでしょう。
お父さんが大好きなのですね。


確かに、長井さんの映像はショッキングなものでした。
人が銃で打たれる…。 死んでいく…。
逃げ惑う市民…、 追いかける軍隊…。

銃弾に倒れながらも、長井さんはハンディーカメラを手放さず、
最後までこの惨状を撮影し続けました。

このカメラはミャンマー政府から返還されてないそうです。



7歳の女の子にでも分かる事が、一国を動かすブレインに
何故分からないのでしょうか?
日本人が殺されたとかじゃなくて、日本政府はこれに断固、
強い態度で臨んで欲しいです。
軍隊とは、国民を守るためにあって、決して殺すために
あるのではありません。
平和憲法を持つ日本ならば、率先して、ミャンマーを非難し、
経済的制裁をも辞さない態度で強く臨むべきです。


内政干渉などとは言わせない。
国民を死に至らしめる国家など、国家ではない。

長井さんのご冥福をお祈りします…。
合掌…。