非難のための非難

イージス艦「あたご」と、
マグロはえ縄漁船の「清徳丸」の衝突事故。
痛ましい限りです。

調査が進むにつれ、イージス艦の問題が、
日々浮き彫りにされています。

行方不明の親子二人も発見されていません。

回避義務があるのに、しなかったとか、
１２分前に、漁船の有無を確認していたとか、
レーダーの記録がないだとか･･･。

問題はいろいろあるらしいし、
何よりも行方不明である親子の安否が心配ですが、

それにしても･･･、

政治家という者の、感覚を疑いたくなります。
今、現在、防衛相の辞任がどうのこうとって、言ってる場合か･･･。
野党は、まるで鬼の首を取った如くに、責任だの、辞任だのって
騒ぎたて、正義の味方よろしく、攻めたてています。

なんの言い訳もできない者に向かって、攻めたてて、
そんなに楽しいか？

今、言わなければならないのは、
「行方不明者は早く救出しろ」
「原因追求に全力を尽くせ」
「隠蔽体質の改善を行え」
と、いろいろあるはず･･･。

辞めろ、といって、すぐに辞めたら、
無責任だとかなんだとか言うんでしょう？
相手の挙げ足を取っては、非難する。
非難のための非難･･･。

今回のような悲劇的な事故ですらも、
政争の道具にしているように思えて、不快に思います。

この事件に対して、徹底的に調査、追及し、再発防止を
徹底させる措置を講じた後に、辞任というのが、
「責任を取る」と言う意味だと思います。


そんな輩が、教育現場からいじめをなくすなどと
ほざいても、うすら寒くなるだけです･･･。

今日も社民党のあの議員さん、
「その時、艦長、なにしててん？？」
んなこたぁ、誰だって思ってる。
起こった事に対する批判など、馬鹿にでもできる。
見てて、ものすごく不快になりました。


政治家の感覚って分らない･･･。
無論、分りたくもありません。