yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

最低のメール


ヤフーブログには、「転載」という機能があります。
他の方の書いた記事を、そのまま自分のブログで
記事として搭載できます。

感動した記事や、他の人にも是非見てもらいたい記事など、
広く伝えたいという記事に、適応される事が多いです。

つい先日も、私は、捨て猫や、捨て犬について、
考えさせられる記事に感動し、転載しました。
↓これね♪(桃の手紙)
http://blogs.yahoo.co.jp/tyler1961_0523/40260396.html


もちろん、私のブログあたりで、転載などしても、
読んで下さる方は少数ですが、その中で、もしかしたら、
人気ブログを書いている方がいないでもないですよね。
そしたら、もっと多くの方に見えてもらえるかも♪
と、期待をかけてやっているのです。

そんなこと考えるに、
今朝の新聞記事で、むっとしてしまいました。






「三歳児に献血して、迷惑チェーンメール

記事の内容です。

「知人の3歳の子が急性リンパ性白血病で昭和大に入院しているが
 血液不足で手術を受けられない。誰か、RHマイナスB型の方、
 いませんか?」

この内容のチェーンメールが広がっているそうです。
昭和大学病院や、日本赤十字献血事業所などに、
多数の問い合わせが殺到したとか…。

しかし、病院にそれらしい患者はおらず、
RHマイナスB型の血液も不足してはいないとの事。



もし私が、こんな内容の記事をブログで見つけたら、
迷うことなく、転載します。
誰か、私のブログを見てくれている人の中で、
RHマイナスB型の方はいないだろうか?
その方が、我こそは、と協力してくれないだろうか?
ほんのちょっとの希望でも、もしかしたら、つながる所へ
つながるかもしれない…。
そう思いつつ…。


ブログとメールとの違いこそあれ、
このメールを受け取った方々の気持ちも一緒でしょう。


もしこれが、いたずらメールだとしたら…、
許せませんね…。

まだ、「不幸の手紙」の方がかわいらしい。

人の良心を弄び、
病院の業務にも支障をさせた。
日赤は100件以上の電話対応とした、とあります。

ただでさえ、病院は多忙を極めている。
救急車でたらいまわしにされている患者を、
じくじたる思いで拒否し、歯軋りしているに違いありません。

崩壊しつつある救急制度、
先進国でありながら、安心して子供を産めぬ国、

制度が崩壊しているにも関わらず、国民の冷たい視線は、
医療現場に向けられてしまします。

医師になる人がいなくなってしまう…。


そんな深刻な状況の中で、もしこれが「いたずら」ならば、
本当に許せない。