yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

PRIDE無差別級GP一回戦~大阪ドーム~


高阪選手最高です!!

ゴールデンウィークも明日で終わりですね。格闘技も大きい大会のラッ
シュでありました。K-1のラスベガス大会に始まり、HERO’Sのミ
ドル級トーナメント、そして、昨日の「PRIDE無差別級GP」。そう
そう、亀田兄弟のプロボクシングもありました。

 さてさて、今日はPRIDEのテレビ観戦記です。いきなりきました
よ。高阪剛マーク・ハントですわ! 今トーナメントで引退を表明し
ている高阪ですから、是非頑張ってもらいたいのですが、何せ、相手は
元K―1覇者です。
 1ラウンド三分当たりから、高阪がグランドに引きずり込んで攻めま
すが、なんとかハントが逃げました。その後はなんとスタンドでの打ち
合い。ひたすら打ち合う二人。やられたら、やり返す!!
 2ラウンドも打ち合いの中、ドクターチェックが入りました。高阪の
鼻血が酷くなったからです。試合再開の高阪の表情をカメラが捕らえる
と、そこには鬼神の如く突進する男の姿がありました。
 そこから高阪はタックルを何度も繰り出しますが、いかんせん体重差
30キロはどうしようもなく、決まりません。それでも前に出るのは高
阪で、下がるのはハント。
 残り時間、一分のコールのすぐ後、もつれあって崩れた体勢の高阪に
ハントの膝蹴りが当たった。倒れても立ち上がる高阪に、ハントは「何
故だ?」とばかりに困惑の表情を浮かべました。
 相手をダウンさせているのに下がるハントに、高阪が襲いかかる。血
塗れの顔面、しかし、決して屈しないゾンビの様な表情の高阪にハント
の右フックが炸裂しました。倒れこみながらもハントのボディーにパン
チを打ち込む高阪…。
 いつまでやればいいのか分からず高阪を見下ろすハントと、なおも起
き上がらんとする高阪の間にレフリーが割って入りました。

 試合終了。マーク・ハント、2ラウンド、4分15秒、KO勝ち…。
最高でした。泣けました。男の生き様を見させてもらいました。負けて、
納得する格闘家はいないでしょう。でも、見ている方に圧倒的な感動を
与えてくれた高阪選手に感謝…。