yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

女王降臨 その一


六本木一丁目なる駅を降りました。

しばらくそのへんをうろうろしておりましたが、
右手に坂道を見つけ、立ち止まりました。

「これが、スペイン坂かなぁ?」


私は、これでも東京(都下だけど…)生まれ、
今は、横浜在住であります。

けれども!!

東京には、すご~~~く、疎いのです。
地方の中学男子くらいのレベルかと…。
女子になると、原宿だの渋谷だのって、よく知ってますがね…。
ま、んな事はど~でも良いんですが…。


その坂を登って行きます。
でも、都心にしては静かな感じ…。
日曜日だからかな…。

ちょいと左の方に入ってみました。
おお、なんと、テレビ朝日!!
すげぇ~~~♪

って、歩いて行くと、
ありました、ありました…。

今日の目的地♪

サントリーホール!!

入り口前の広場は、「カラヤン広場」って言うんだって!
日本のど真ん中でもカラヤンかよ? ま…、いいけど…。


13時半 開場
14時   開演、

で、今は12時ですから、ちょいと早い参上でした。
カラヤン広場には噴水みたいのがあって、
そこのベンチで、カレーパンなどで腹ごしらえをしました♪

なんか、やたら、綺麗なおべべを着た子供がいっぱいいる。
なんででしょ~か? と思っていると、小ホールの方では、
ヤマハ音楽教室の発表会のようです。
なるほど、それで、ステージ衣装に身を包んだちびっこたちが
いっぱいいるのですね。

この中から、明日の日本音楽会をしょって立つ子もいるんだろうかな?
ちょっと、期待してみたくなります。 応援したくなりますね。
ヴァイオリンケースをしょった子供たちもたくさんいました。
彼女や、彼らの先生は、きっとこう言うのでしょうね。

「今日は、同じ会場でね。世界一のヴァイオリニストが来てるのよ。
 みんな、一生懸命練習したら、彼女みたいになれるかも!!」


大ホールの入り口前には、そろそろ人だかりが…。
私も並ぶ事にしました。

開場の時間とともにファンファーレが響き渡り、
入り口の上部の壁から、なにやら、機械仕掛けのラッパが出てきた!

さすが、サントリーホール、洒落た真似をしやがって♪
うはは♪


会場入りして、私の席をチェック…。
A席なんだけど、二階席…。 ちょっと後方…。
ま、でもステージはよく見えます。

ああ~~もうすぐだ…。
ちっと興奮するなぁ…。


いよいよ、あの人が見られます。

13歳の時、帝王カラヤンに見出され、
15歳にして、ベルリンフィルと競演、
モーツァルトの協奏曲、3番、5番を弾いた、天才少女。

その後、ドイツ音楽会を30年間、牽引し、
ついには「女王」の名を欲しいままにしたヴァイオリニスト…。

アンネ=ゾフィー・ムター

開演まで、あと15分…。
ふう…。

続く…。