看護婦の過労死

新聞で、やるせない記事を読みました。

看護婦さんの過労死･･･。
それが、過労死だったかどうか、の裁判で、
看護婦さんの遺族の方が勝ったという記事･･･。

病院側は、過労死判定基準の残業80時間以内だったと、
主張したらしいです。

労働者が死ぬ基準があるのか？
そんな基準があるから、８０時間なら良いのだと、
企業が勘違いするのではないか？

まぁ、この判定基準と言うのは、法的に絶対的ではないらしく、
今回の裁判でも、看護婦さんのシフトに問題があったのだとか･･･。


なにはともあれ、
もう、遅すぎます。

人、一人が死んでから、
法律がどうたら、勤務状態がどうたら、
って言うより、　
人間、一人が死ぬほど働かされているって事です。


それも･･･、
人の命を助けるための人が、自分の命をすり減らして、
亡くしてしまった！！！！！


ならば、病院を責めますか？

病院は企業とは違う･･･。
人の命を目的としている以上、
企業とは意味合いが違ってくる･･･。

医師はいない、看護婦（看護師）もいない。
人手不足･･･。
病院において、
人がいないから成果が上がらない、という企業の言い訳は
通用しない･･･。


こんな大切なところに、どうして国は金を遣わないのか･･･。
どうして、看護師は国家試験を受けさせられて、
重要なる仕事につくにの、公務員ではないのでしょう？

時間になったら、とっとと帰ってしまう、役所の職員には、
公務員としての生活が保障されてますね･･･。

どうなってんのか、この国･･･。


出産費用を無料にする、とかて、舛添大臣がおっしゃっていますが、
それは、結構なことです。　やった方が良いとは思いますが、
産婦人科の医師がいないのに、どうするの？？



べらんめぇ口調で、庶民派をアピールする総理にしても、
大財閥のお坊ちゃんでありますね。

小渕優子さんは、どう、考えても選挙のマスコットガールでしょうが、
少子対策なんとか大臣でしょう？
自らも子供を育てる女性としてだそうですが･･･。
元総理大臣の娘に、一般庶民の子育ての苦悩が分かるのか？



なにかが、おかしいですよね･･･、この国は･･･。

勤勉なる国民性は、もはや、企業に、いいようにこきつかわれ、
アメリカの持ち込んだ、個人主義は、「自分勝手」に名前を変え、
著名なる殺人者を量産している。

日本は、どんどん、アメリカになっていく･･･。
それも、「個人主義」ではなく、「自分勝手」を標榜する国家に･･･。




いけないんですよ！！
看護婦さんが、過労で死ぬ国なんか！！！

以上、中年オヤジの、戯言でした･･･。