ギターリサイタル その一

１１月１１日、午後５時４５分、
後楽園駅の改札口を出ると、
目の前には東京ドームが見えます。

ちょっと前なら、日本シリーズでごった返していたであろう、
この場所も、今は大した喧噪もありません。

東京ドームを横目で流しながら、右手に歩きます。
徒歩１５分で、トッパンビルに到着。
この一階の「トッパンホール」にて、ギターリサイタルが
行われます。

今日の主役はローラン・ディアンス。
クラシックギターをやる人にとっては、神様のような存在で、
世界の中でもトップクラスのギタリストであります。
しかし、ポピュラー音楽の中で、その市民権を得たギターでも、
クラシック音楽の中では、マイナーな性格を持ちます。
ですから、一般には知名度が低いかもしれません。


ホールに到着したのは午後６時、
開場まで後３０分、開演まであと一時間。
ＣＤやＤＶＤ、楽譜の販売などを期待していたのですが、
どうやら、ホール内の事のようです。

２階にセルフサービスの喫茶があったので、
そこでコーヒーを飲みながら、時間を待ちました。
この喫茶店は窓際から、ホールの前が見渡せます。
期待に胸膨らませた人々の表情は、２階からでも分かりました。

１０分前、ホール前に降ります。
喫茶店でもそうでしたが、なにやら１０名近くの集団が見受けられます。

ははぁ･･･、ギター教室の仲間ってところでしょうか･･･。

ホールの入り口が慌ただしくなってきております。
机や椅子が運び込まれているのは受付の設置でありましょうか？


開場と同時に入場しました。


グッズ売場に直行。
日本ではディアンスのＣＤは二枚しか発表されておりません。
楽譜に至っては店頭にあることはありません。
どれも、これも、ファンにとっては、よだれものの一品であります。
バーゲンセールの主婦のように、飛びつきます。

ＣＤ二枚
ＤＶＤ一枚、
楽譜五冊、

〆て２万円なり～～～～！！

明日から、霞を食って生きていきます･･･。（爆）


席につきます。
５００名収容のホールであります。
こじんまりとしておりますが、
ギターのように音量の小さい楽器ならば、
最適な環境でありましょう。

開演の時間が迫ります。
私の興奮状態も徐々に･･･。（爆）

続く