yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

ぴぃちゃんと五つの子

四月、ぴぃちゃんのこれからの事を考えて、
避妊手術を、ボスから、かかりつけの先生にお願いしました。
 
先生によると、男の子の去勢手術と違って、女の子は
腹を切って、卵巣や子宮を取り出すので、術後は抵抗が
落ちて、体調が悪くなる事があるとの事。
ですから、風邪の予防ワクチンを接種して、二週間後に
やりましょう、との事でした。
 
ぴぃちゃんと、ついでにミミも予防ワクチンを接種してもらいました。
 
そして一昨日、先生にぴぃちゃんをお願いしました…。
ボスとミミの去勢の時もそうだったけれど、やっぱり凄い葛藤があります。
どうしてどこも悪くない子のお腹を切ったりしなければいけないのか。
 
でも、長生きしてもらいたいのです。歳を取ってから子宮や卵巣に関する
病気に苦しむ事もありませんし、「さかり」と言われる精神的な不安定と、
近所迷惑も無くなります。
 
だから、ぴぃちゃん…、がんばってね…。
 
 
昨日、休日だったので、朝一番で病院に迎えに行きました。
そこで先生から衝撃的な事を聞きました…。
 
「この子、妊娠していました」
「…!!!」
「あと一カ月あったら、五匹、生まれていましたね…」
「……」
 
迂闊でした。まだまだ子猫だと思っていたぴぃちゃんは、
もうお母さんになれるほど成長していました。
外に自由に出られるようにしていたのだから、可能性としては
確かにありますが、でも、まさかぴぃちゃんが…。
 
それにしても、かわいそうな事をしてしまった…。
 
先生はぴぃちゃんのお腹を見せて、いろいろ注意事項を
教えて下さいました。小さなお腹に縦に走っている傷跡…。
切るために毛を剃ったのでありましょう、そのせいで見えた
ちっちゃなおっぱい…。
 
ぴぃちゃんの体はお母さんになるべくちゃんと成長していたのに…。
 
ごめんよ…、ぴぃちゃん…。
お母さんになれなかったね…。
 
ごめんよ…ボス…。
お前の孫は、生まれる前にそっちに行っちゃったよ。
だから、よろしく面倒見てやってくれよ…。
 
 
帰宅したぴぃちゃんは、安心したのか、昏々と眠りました。
放心したようは表情を見せます。
 
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ミミが寄り添ってくれました。
 
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慈しむようになめてくれました。
 
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ぴぃちゃんも、ミミも、
ボスの分も、五つの子の分も
ちゃんと生きて欲しいです。