yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

さかなクン

さかなクン」と言う人がおりますね。
私は、魚好きな芸能人かと思っていたのですが、
とんでもない間違いでありました。
 
今朝の新聞を見てびっくり!!
 
なんでも70年前に絶滅したとされていた「クニマス」と
言う魚が、再発見されたそうです。
そのクニマスを再発見したのが、なんと、さかなクン
 
いつも魚を模った帽子をかぶって、甲高い声を出す
さかなクンは、東京海洋大客員准教授なんですと!!
おみそれいたしました…。
 
 
クニマスというのは、秋田県田沢湖だけに生息し、
70年前に絶滅したと思われていました。
ダム建設や、農業用水確保の為、田沢湖酸性水
流し込まれ、絶滅したと言う事です。
当時は、種の保存より、経済が優先された時代なのでしょう。
しかし、漁師にはそれが分かっていたので、他の湖に放流
されたり、卵が送られたりしたのだそうです。
 
そして、奇跡は、富士五湖の一つ、西湖で起きていたのでした。
 
 
ある種の生物を絶滅に追い込んでいるのは人間です。
環境破壊の原因を作っているのも人間です。
地球温暖化を促進したのも人間です。
 
人間って言うのは、もしかして、地球にとっては、
がん細胞みたいなものかもしれません。
がん細胞が増殖すれば、人間は死にます。
人間が死ねば、がん細胞も死んでしまうのに、
その活動をやめようとはしません。
 
人間も同じ…。
地球を殺そうとするがん細胞なのかも…。
 
さかなクンが見つけたこの奇跡を、
我々人間は、もっと真剣に受け止めなきゃ、ですよね。