yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

ゼロの焦点

 
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パソコンで簡単にテレビ番組が録画できるようになったので、
映画などを良く見るようになりました。
子供の様に早く寝て(ま、仕事柄ね…)、テレビを見ることもない私には、
これはちょっと画期的♪
映画など、とりあえず録画して、気分で休みの日とかに見ています。
 
 
今日見たのが、松本清張原作、「ゼロの焦点」です。
大昔に読んだ筈。でも忘れました。(爆)
清張作品は、私でなくても推理小説ファンならば、
どっぷりとつかった筈。
 
「点と線」、「けものみち」、「悪い奴ら」、「砂の器」、
「霧の旗」、「黒皮の手帳」と…、
頭の悪い私がちょっと思い出しただけでも、次々と出てくる名作。
 
もちろん、「ゼロの焦点」もその一つ。
 
主演は広末涼子さん。
舞台は昭和32年。
お見合いで結婚した夫、鵜原憲一との新婚旅行を終え、
仕事の引き継ぎのために金沢に旅立つ夫を見送った禎子。
しかし、憲一は禎子の元に帰る事は無かった。
 
夫を追って金沢に来た禎子のもとで、次々と起こる殺人事件。
結婚前の夫に何があったのか? 夫の事を何も知らない自分。
徐々に明らかになる夫の過去に打ちのめされながらも、
禎子は真実を追い続けます。
 
終戦直後の日本の姿、貧困の中から立ち上がろうとした人々。
立ち上がった故に訪れた悲劇。
 
原作を読み終わった後に、唸った筈なのですが、
余りに昔の事で、忘れてしまいました。
でも今日、小説と映画と言う、メディアの違いはありますが、
やっぱり、唸りました。
 
松本清張、恐るべし…。
 
また読んでみようかな…。
かたっぱしから…。