一夜明けてのHERO'S

昨日は、HERO’S放送終了後から、
ブログや掲示板等書き込みが多く入ったようです。

やっぱり内容は、桜庭の試合とスミルノヴァスの試合、
それと、秋山と金のジャッジにあるようです。


桜庭とシミルモヴァの試合では、桜庭が左ストレートで
倒れ、パウンドを雨あられと受けながら、レフリーが止めずに
試合続行。
結果的に、なんとかダメージから脱した桜庭が、
攻め疲れのスミルノヴァスを腕十字固めで破りました。

傍目で見てると、HERO’S初参戦の桜庭が逆転勝利と言う、
いわば劇的なる幕切れで終わったのであります。

「最後まであきらめなかった桜庭のファイトに感動した」
という感動の書き込みも数多く見られました。

が、その反面、
亀田の試合に余波を残している雰囲気のTBSですから、
なにがなんでも桜庭を勝たせようとする興業者の陰謀だとか、
強引でむりやりなシナリオだとかって非難が多かったです。

大会後に、前田日明スーパーバイザーがこの件について激怒し、
「桜庭が死んだらどうするんだ」
と、谷川プロデューサーに詰め寄ったと報道もあります。


秋山成勲と金泰泳の試合では、
秋山が金に腕ひしぎを決めますが、金がなんとか引き抜こうと
した刹那に終了のゴング。
テレビで見ている限りでは、決まったような感じではなく、
金も両手を広げて「決まってない」とアピール。

これは試合後、ミスジャッジとして認められ、判定として
秋山勝利となりました。

所詮は人間がやっている事ですから、ミスジャッジだってありましょう。
そんなの格闘技に限った事ではありません。
ミスは、それがミスと分かった段階で、きちんと認め、今後のジャッジの
反省としていくべきです。それ以外方法はありません。

しかし、そのミスに意志があるとしたら、これは重大な事です。
亀田が負けたら、大晦日の興業に影響が出るだとか、
桜庭が負けたら、KIDの穴を埋められないとか、
そんな意志が働いてジャッジが変わるようなら、憂慮すべき問題だし、
前田スーパーバイザーは断固、公式の場で抗議するべきです。

ある方のブログに「TBSとFEGはつぶれて欲しい」と過激な書き込み
がありました。過激は過激ですが、選手の安全を最優先しないなら、
それも言い得ています。

ただ、選手は一生懸命闘っている。
選手を非難する人がいるけど、それは違うんじゃないでしょうか？
亀田は口も態度も悪いですから、そういう対象になりやすいですが、
試合の結果について彼が非難されるのはおかしい。
桜庭だっていっしょです。

大会主催者がどのように思っているのか分からないが、
これらの声に耳を傾けてくれることを切望します。