yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

歯医者


昨夜、(というよりは今朝)の三時までチャットをしておりました。
それでも今朝は七時に起床。

今日は九時から歯医者の予約を取っていました。
何年振りかの歯医者であります。

その何年かの間に五、六本の歯が抜けました。
歯槽膿漏なのです。しかし外から見える場所ではなかったので、
ほっぽらかしにしていました。しかし、今回は前歯。
四本がグラグラ…そのうち三本は手で引っ張っても抜けそうなほど…。
歯医者さんのお世話になる他ないようです…。

家の近くの歯医者さんですが、一週間前くらいじゃないと自分の都合の
良い時間を予約できません。幸い、日曜日も見てくれるので、今日に
してもらいました。

先生は男性。四角い顔には眼鏡とマスクで人相までは分かりません。
しかし物腰は優しく、治療についての説明もくわしくしていただきました。
しかしいきなり

「今日、抜歯しましょうね」

にはちょっとびびる私…。ええ~~、今日は顔見せってことで…だめ??
そんな私の思惑など先生、意に介さず、とりあえずはレントゲンを撮り、
私の口の中を眺め回して「ふむふむ」とメモを取ってらっしゃいます。

「はい、では麻酔、打ちますね」

って、先生、段取り良すぎない?こ…こころの準備が…。
でも麻酔なんて、ちょん、ちょん、ちょんとかって打つんですよね…確か…。
とかってなめてかかっていたら、いきなり歯茎にズブリと針が…。

いってぇ~~~~~~~~~~!!!!

しかし大の男が麻酔くらいでジタバタするわけにはいきません。
握りこぶしと、足の指先に力が入りますが、ポーカーフェイス!
でも涙目…。
麻酔ってこんなブスリと刺すのか?こんなすっげぇ痛かったけ?

「はい、今度は反対側ですね~~」

またしても全身に力の入る私…、しかし今度はもう痛さが分かっています。
二度目の麻酔攻撃はかるく(でもないけど…)耐えてみせました。

「はい、あと一回、打ちますね~~」
うそぉ~~~~!!麻酔ってそんなに打つの?え?
物腰が優しくて、さわやかな先生の物言いは好感が持てるのですが、
麻酔注射攻撃は強力でした。

しばし、時間をおいて、抜歯であります。
しかしま、もう麻酔が効いているのですから、痛いことはないでありましょう。

ぐらぐらになった三本が、かる~く抜けました。抜く瞬間のあの歯茎に感じる
いや~~な感触と、出血の生暖かさが気持ちわるかたのですが、痛いことは
ありませんでした。

そしてもう一本、これは結構、手応え(歯応え?歯茎応え?)がありました。
ずぶずぶずぶ~~~っと抜けていきました。おお~気持ちわるっ…。
まぁ、いいや、とりあえず。これで終わり~~~。ふぅ~~~。

「最後の一本、抜きましょうね~」
え? うそ? まじ? まだ抜くってか?
これは完全に想定外でありました。五本も抜くですか~~~???
パニック状態の私の口の中にはすでに抜歯の器具が入り…なぜか激痛!!!

「へんへい!いがいげふぅ~~~!!!!」(先生、痛いです~~)

絶叫する私に驚く先生。どうも歯茎でなく歯の裏側に痛みが…。

「あ~ごめんなさいね~。裏側も麻酔打ちましょう」
どうも、虫歯がかなり悪化していたようです。しかし…その麻酔が更に激痛…。

「うぎゃぁ~~~~~~~~~~~~!!!」

心の中で絶叫した私は殆ど気絶状態…。(うそですけど…)

なんと、結局、初診でありながら、五本も抜歯すると言う荒療治になって
しまいました。九時から治療を始めたのに、歯医者を出てきたのは十一時
を過ぎてました。

来週の日曜まで、前歯無しです。笑わないようにしないと…。
ふう…。