yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

サッカー少女


12月4日、朝日新聞 「天声人語」より

堂本渉さんは松山市立南中学校の2年生で、サッカー部員だ。
ただ一人の女子選手として、男子部員と一緒にグラウンドを走り回る。
違いがあるとすれば、右足に義足をつけていることだ。

歩さんは、生まれつき足に障害がある。小学校2年生の時、一つ上の
兄が地元のサッカーチームに入っているのを見て、自分もやりたい、
と思った。義足でできるか不安だったが、監督が「大丈夫」と言ってくれた。
とてもうれしかった。それからずっとサッカーを続けている。

そうした体験を書いた「私とサッカー」が、障害者週間に内閣府が募集した
作文の中学生部門で最優秀賞に選ばれた。6日に東京で表彰式がある。

義足の右足でボールを思い切り蹴ると、衝撃が大きい。だから、シュートは
もっぱら左足だ。あまり激しく走ると、足が痛む事がある。それでも、歩さんは
「体なんて関係ない、気持ちが一番大切なんだと知って、サッカーを始める
前より強くなれました。障害をもっているからといって、できないことはないの
です」とつづっている。

試合では、義足に対し、相手の選手や観客の視線を感じることがある。だが、
次第にものおじしないようになった。めげそうなときは、「他人のことは気にせず、
堂々としていなさい」という両親や兄の言葉を思い起こす。

作文で「やりたいことは進んで挑戦してみたい」と書いた。これから何に挑戦
しますか。サッカーの審判の資格を取りたい。けがの予防や治療のテーピング
の方法も学びたい。そんな元気な答えが返ってきた。



歩さんの元気をちょっと頂きました。
がんばれ、渉さん。がんばれ14歳。 ヾ(▼ω▼)ノイエイィェィ!!