ベト６ 「田園」

今日は朝から、雨でした。
それもちょっと、冷たい雨…。

ここ最近の温かさに慣れて、余計肌身に染みました。

私の仕事は、雨が降ると、結構、支障が出るのです。
いつも前もって天気予報などをチェックしておくのですが、
今日は忘れて、なんだか突然にやられた雨、って感じでした。

朝もはよから仕事してるのに…ちょっと不機嫌になります。

仕事はかどらない…。

イライラ…。

本当は、今日はさほど忙しい日でもないのです。
楽に行ける日だったのに、と思うと…、また、

イライラ…。

でもま、なにはともあれ、出発。
一件目のお客様を終えた後、車に乗り込んで、
エンジンをかけると…、

ラジオから聞いたことある音が…、

「田園…だっけ…？？」

言わずと知れた、ベートーベンの交響曲第六番　「田園」。
これは、第一楽章の途中からかな…。
しばし、聞き入ってしまいました。

タイトル通りの、田園風景を思わせるような優雅な旋律は、
ささくれだっていた私の神経を、いとも簡単に癒してくれました。

ベートーベン…、
恐るべし…。

私は私自身に、

「仕事だろうが！　イライラしてるんじゃねぇ！！」

と一括入れると、車を走らせました。


良い音楽って、絶対に心を豊かにしてくれますね。
そんな事は、前から分かっていたけど、
あらためて、実感した、今日でした…。