yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

口笛演奏家

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5月8日 朝日新聞 「ひと」より

分山貴美子さん

ピアノの前に座り、マイクに向かい、口笛で「ホーホケキョ」。
おや、という顔の観客に「マイクのテストです」とにっこり。
旋律を吹きながら、クラシックの難曲「熊蜂の飛行を弾き出す。
4月末、東京都内での演奏会。直前に米国であった「国際口笛大会」
成人女性の部で優勝した曲を披露した。

3オクターブの音域をなめらかに上り、高音で跳びはねる音は小鳥の
さえずりのよう。その通り、師匠は福岡市の実家のセキセイインコたち
だった。幼稚園の頃から、まねていた。
「外のヒヨドリなどは応えてくれますが、家のインコには私だとばれて、
『ジィ』とかいわれて」

4歳でピアノを始め、国立音楽大学で、教育を専攻。学園祭で口笛を
吹くと人が集まり、心地よかった。仕事にできないか。レストランで
「弾き吹き」をを始め、01年、サザンオールスターズ関口和之氏の
ウクレレCDに参加して仕事が増えた。
ドラマ「のだめカンタービレ」で口笛シーンの吹き替えを、映画「東京タワー」
の音楽では口笛パートを担当した。ふたつの口笛教室の講師も。

「息遣いや呼吸は声楽で習ったそのまま。いい音を出し、曲を仕上げる
のは他の楽器と同じ。私にとって一番の表現手段は口笛でした」
オウムより覚えのよい鳥、ヨウムに歌を教え、デュオもしたいという。
大会に参加した仲間と、7月に都内で記念後援会を開く。




口笛演奏家って始めて聞きました。
そして、国際大会があるなどと、思いもよらぬことでした。
そんな未知の世界で、日本人が活躍していたのかと思うと、
ちょっと、誇らしく思いますね。

鳥とデュエットなんて、
実現したらかっこいいでしょうね。

口笛で3オクターブもでるものなのか…。
歌手でも3オクターブ出たら大したものだと思うのだけど…。
私は前歯が義歯になってから口笛が吹けなくなりました。
残念だなぁ。

ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」のイントロに、
かっこいい口笛がありますね。
ちょっと思い出しました。

分山貴美子さんのHPもみっけました↓
http://www.two-one.jp/wakiyama/