ヴァイオリン ドタバタ劇 その3
どこまで、続くのか…。
ヴァイオリンドタバタ劇…。
しかし、ヴァイオリンを買って、たった二日目に、事件は起きたのです。
仕事を終えて、私はるんるんで(死語だぞ…)帰宅しました。
「うちには、ヴァイオリンがあるんだも~~ん♪」
とスキップしながら帰ったのは言うまでもありません。
ヴァイオリンとギター、あ、そうそう、リコーダーもありました。
なんと、楽器三昧の私の生活!!
素晴らしいではありませんか!!
モーツァルトよ! きっと、草葉の陰で私に嫉妬しておろう!!
わ~~~~~~~~ははははは!!!
ざま~~~~、味噌漬け~!!
なんちって!!
さっそく私は、エルちゃん(ギターよ♪)をケースから出して調弦し、
ヴァイオリンを取り出し、昨日学習した通りに弓に松脂を塗りつけ、
弦の上を滑らせてみると!!
おおお!! ちゃんと音が出るではありませんか!!
V(。・ω・。)ィェィ♪
そうなると、やっぱチューニングだ。
チューニングしないと曲が弾けないではないか…。
覚悟を決めた私は、死地に赴く戦士のような気持ちで、
チューニングメーターをヴァイオリンに取り付けたのでした…。
この前は、ギターみたいにペグ(糸巻き)を回したからいけないのだ。
最新の注意を払い、ミリ単位の精密さでペグを回転させればいいのだ。
入門ビデオにあったように、まず、A線(二弦)を合わせよう…。
ほんのちょっとペグを回しただけで、1音も一音半、下手すっと2音くらい
変わります…。
慎重に、慎重に…。
やっとのことで、A線をあわせて、次はD線(三弦)です。
これも時間をかけてある程度、あわせました。
そして、またA線を弾いてみると…、
ガ━━(゜Д゜;)━━ン!
全然狂っているではないか???
なんで?なんで?
ヴァイオリン!! 恐るべし…。
結局、私は1時間かかっても調弦ができませんでした。
ほとほと困り果てて、ペグをちょっと回した時のこと…。
ぶちっ!!
え?
なに?
また弦が切れた???
弦が切れたどころの騒ぎではありません。
ブリッジ、コマ、弦、全てが、取れておりました…。
はぁ~~~~~???
分かりやすく言うと、ヴァイオリンのボディーにある全部が、
取れてしまった…。
ガ━━(゜Д゜;)━━ン!
ヴァイオリン、クラッシュ???
どうなってんだお~~~!!
もう、私の手には負えません…。
これはクロサワ楽器に持ちこむしかないようです…。
そして、私のヴァイオリンはどうなったのでしょうか??
まだ続く…。(ちょっとしつこくなってきたけど…)
次回、感動の最終回!!(ほんとかよ…)