yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

ベートーヴェンは薬だ??

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新聞を見ていたら、ベートーヴェンの文字が視野の中に
入ってきました。 ふと、目を停めると雑誌の広告。
音楽雑誌ではありません。
「壮快」という健康雑誌…。
なんでベートーヴェン

大見出しに
ベートーヴェンは薬だ!」
とあります。

小見出しを見ると、

「第九」がボケを防ぐ!
「田園」でキレなくなる!
高血圧から、リウマチ、ぜんそく
耳鳴り、メタボまで効く!

ちょっと眉唾ものではありますが、
付録にCDが付いていると言う事もあり、
(私ぁ、付録に弱いのよ…)
更には、視力向上ポスター付きとありますので、
これは見逃せない。
と言う事で購入しました。


モーツァルトの音楽が、癒し効果があるというのは、
よく言われる事です。

1993年の科学雑誌ネイチャーにおいて、
モーツァルトの音楽を聞かせた学生のIQテストの
成績が向上した、と言う記事が出てから、

トマトに聞かせると、糖度が上がるとか、
酒の醸造過程で聞かせると、味がまろやかになるとか、
妊婦の胎教に良いのだとか、
なにやら、いろいろな事象が報告されたと聞きます。

トマトや酒はともかくも、音楽が人間に与える影響と
いうのは少なからずあると思います。
その中で、人間が癒しを感じる周波数の音を、
モーツァルトの音楽には多く含んでいるのだ、
というのが、今の一般的な説らしいのです。


さて、ベートーヴェンはどうなのか?

今にして思えば、
ルート・ヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンと、
ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトという
音楽史上まれに見る大天才が、同時期に生きた
というのが奇蹟と言えましょう。

よく、「柔のモーツァルト」に、「剛のベートーヴェン」と
言われます。
気品にあふれ、かろやかで、優雅なるモーツァルトに対し、
力強く、威厳に溢れ、音に人生を感じさせてくれるような
ベートーヴェン…。

クラシック音楽に精通している人には、そんな単純ではない
と反発されるでしょうが、当たらずとも遠からずと言うところ
ではなでしょうか?

CDに収録されているのは、

交響曲第六番「田園」の第二楽章
②ピアノ・ソナタ第八番「悲壮」第二楽章
③「ミサ・ソレムニス」(荘厳ミサ曲)より「ペネディクトゥス」
④ピアノ・ソナタ第十四番「月光」第一楽章
交響曲第九番歓喜の歌」第四楽章

③はあいにくと知らないですが、後は、ベートーヴェン
代表作と行っても過言ではない名曲ばかりです。

この名曲集がついて600円なら、お買い得でしょう。

さて、記事ですが13ページに渡っての大特集。
さすがにCDを付けているだけの事はあります。

いろいろ書かれてはいますが、ようするに、
「病は気から」でしょう。
良い音楽を聞いて、気持ちが安らげば、病気も治る、
というものです。

興味のある方はどうか、買って見てください。

ちなみに…
このブログにコメントを入れてくださる方は、女性が
多いので、ダイエットについて…。

ダイエットに良いベートーヴェンの楽曲は、
ヴァイオリン・ソナタ2番 全楽章
ヴァイオリン・ソナタ9番 「クロイツェル」 全楽章
だそうですよ。

実践して効果が上がらなくても、責任は持ちませんよ。(爆)

それと、付録は、「腰痛一発解消」という小冊子もあります。