千住真理子 ヴァイオリンリサイタル その二
さて、黄色のドレスに身を包んだ千住さんと、山洞さんが
舞台に戻ります。
「春色のメロディー」と題されたこのコンサートにあわせ、
千住さんのドレスは菜の花を表しているのでしょうか?
千住さんが弾き始めたのは、
メンデルスゾーンの「春の歌」
まさに、このコンサートにぴったりの一曲。
うっとりと聞き惚れる一曲。
これにショパンの「夜想曲 第二番」が続きます。
ピアノ曲でありながら、ヴァイオリンでもばっちしです!
重音が美しい…。
「パガニーニの主題による変奏曲より18変奏」は、
ラフマニノフの手によるもの。
前半は、メロディアスな展開で、行こう!って作戦のようですな!!
ここで、異色作が登場。
ロシア民謡の「黒い瞳」
哀愁のある旋律がなかなかのもの!!
いたるところで重音が現れ、美しいハーモニーを奏でます!
そして!
キタ━━━ヽ(≧∀≦)ノ━━━ !!!!!
「ロンドンデリーの歌」
もう、ヴァイオリンだけでなく、あらゆる楽器で演奏される、
すっごいメロディーの優しい曲ですね。
一曲終わるたびに、千住さんは弓を大きく上にあげます。
当然、それを確認しながら(?)怒濤の拍手!!
いや~~~すんばらしいぞい!!
そしてまた、ドヴォルザークの「家路」にうっとり…。
交響曲第九番「新世界」を聞くまで、この曲、日本の曲かと
思っておりました。
なんか、学校の放課後かなんかに流れていたような気が…。
なんか、日本チックな気がする名曲。
なるほど!
前半は、「うっとり癒し作戦」で来た訳だな!!
そして、前半最後の曲は、
「プニャーニ様式による前奏曲とアレグロ」であります。
クライスラー作・・・、タイトルの意味はよく分かりませんが、(爆)
悲しげな旋律が続きながらも、後半はテクニカルなフレーズが
どんどん飛び出し、おお~~すげぇ~~~!! という感じです。
ドラマチックなフィナーレに、拍手喝采!!
というところで、前半終了。
時計を見ると、40分以上経っているのに、まるで、あっと言う間
でした。
ここで20分の休憩・・・。
後半は・・・、
またしても、名曲の数々が・・・!!
まだ、続く…。