yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

続・拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち


前の記事で、アンジェラ・アキさんの
「手紙~ 拝啓 十五の君へ」
という曲をご紹介しました。

そのドキュメンタリーみたいな番組が、昨夜、NHKで放送
されていました。 録画しておいて、今日見ました。

NHK合唱コンクール、中学生の部の課題曲を
アンジェラ・アキさんに依頼した時点で、このプロジェクト
もスタートしたのでしょう。
年を取ってくると、いろんな事を斜めに見るようになります。
テレビカメラが向けられた時点で、そこは虚構の世界にもなる。
映っている映像は真実でも、これを演出することで、視聴者の
感情を計画通りの方向に持っていかせる事が出切る。
テレビというのは、そういうものです。

しかし、騙されたと思って、素直に見て、騙されてやると
快適に付き合えるのがテレビなのです。

ですから、ちゃんと素直に見てしまいました。


とある、中学校にアンジェラ・アキさんが訪れ、
「手紙」を発表したこと。
(前記事での動画)

たった二人の合唱部で、三部合唱なのに二人で
挑んだコンクール。

熱血先生のもと、コンクールに臨むも、銀賞に散った
中学生たち。

兵庫大会、いきなり現れたアンジェラ・アキさんに狂喜する
子供たち。

小さなドラマの積み重ね・・・。



音楽には、勝ち負けなどありません。
コンクールというのは、舞台を作り、そこで発表することにより、
そこに至るまでのプロセスで、技術や、感性を磨くためにあります。
しかし、そこに優劣がつけられる以上、哀楽の感情が交差するのは
致し方ないことでしょう。

舞台の上から、アンジェラ・アキさんは、
「選ばれた人も、そうでないひとも、今の感情を大切にして欲しい」
と呼びかけました。


そして、大阪城ホールのアンジェラさんのライヴ、
「手紙」の大合唱で、番組はフィナーレを迎えます。


良い番組でした・・・。

だって・・・、
中学生の涙は、ホンモノでしたから・・・。




まだドラマは終わらない。
10月11日~13日、 東京NHKホールにて
決勝が行われる。

それぞれのドラマを胸に、中学生が「手紙」を歌います。
がんばれ・・・中学生!!