yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

フィルハーモニア管弦楽団 4

アシュケナージがともなって現れたのは、
ヴァイオリニストの諏訪内晶子さん。

チャイコフスキー国際コンクールにて、
最年少優勝を勝ち取った天才ヴァイオリニストでありますね。

無論、場内からは、嵐の拍手。
だって、皆さん、今日のお目当ては、アシュケナージと、
諏訪内さんでしょうからね。


曲は、メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

その甘美なる出だしの旋律だけで、私は鳥肌の立つおもいでした。

一見、長身ではあるけれど、華奢な体格の諏訪内さんですが、
弦に弓をおろした途端に、全身から躍動感を感じました。
小編成とは言え、30名以上はいるであろうオーケストラを向うに回し、
一歩も引かぬどころか、圧倒するような演奏。

これがソリスト!!

鍛え抜かれたテクニックと、洗礼さた音楽センスは、
アシュケナージをも霞ませる迫力でした。


あっ、と言うまでした。
一時間・・・素晴らしい一時間は、あっ、と言う間に終ったのです。

そしてアンコールは、バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタの3番から
ラルゴでありました。

ちらっと諏訪内さんが
弾いてくれますよ。
ちらっとね・・・。(爆)



前半終了。
例によって、女性トイレには長蛇の列・・・。



しつこく続く・・・。