yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

前橋汀子 ヴァイオリンリサイタル 前編

昨日、前橋汀子さんのコンサートに行ってきました!!
会場は地元、みなとみらいホールであります。
近くて良いんだけど、あんまり大物は来てくれん・・・。
やっぱサントリーホールかなぁ・・・。


でま、いつもの如く、開場と同時に突撃!!(爆)

CD売場あり!! 突撃!!(もうええねん!!)

あっ!!  というまに、一万円札が二枚ばかりなくなって、
今度は、自分の席に突撃!!(超爆)


CDのジャケットとかで見る前橋さんは、40代? もしや50代?
実はもっと上でしたが、ステージはパワフルでしかも繊細。
さすがベテラン!!


前半のプログラム

マイネ       タイスの瞑想曲
クライスラー   美しきロスマリン
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ 第五番「春」
バッハ      無伴奏パルティータ2番「シャコンヌ

もう、ヴァイオリンファンなら、溜息が出るようなプログラム。
小品の名曲あり、ソナタあり、そしてシャコンヌ・・・。

「春」が終ったあと、ピアノ演奏者と、前橋さんはいったん退場します。
そして、係員が、現れると、ピアノの鍵盤の蓋をしめて、ボディの蓋も閉めます。
ピアノは使いません、伴奏はありません、のメッセージのように・・・。


再び舞台に戻った前橋さん。
たった一丁のヴァイオリンを持ってステージに立ちました。
舞台にいるのは前橋さんだけ・・・。

そして演奏されたのは、ヴァイオリンの曲では、
ベートーヴェンの「クロイツェル ソナタ」と、双璧をなすであろうと
言われた、バッハの「シャコンヌ」。

最初の音が鳴ったとたんに、我々二千人の観客は、
舞台上のたった一人の女性が演奏する、
たった一丁のヴァイオリンの音から、耳を逸らせなくなったのです・・・。


初心者のくせに、ちょっと説明させていただきますと、
この曲は、バッハ作曲、
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ(組曲)第2番 ニ短調 バッハ作品番号1004
の、第五楽章であります。全部で30分を超える大曲でありますが、
その中でもシャコンヌは15分近くを占めております。
ものすご~く重い曲でありますが、それだけに人の心を打ちます・・・。



ヒラリー・ハーンさんの演奏です。音だけね。↓



てんこ盛りの前半が終りました。 ふぅ・・・。   続く・・・。