人気者
とあるお休みの午前中・・・。
朝から降っていた雨もやんで、お天気になっております。
この調子だとぽかぽか陽気になりそうです。
桜のつぼみもふくらみ出した昨今・・・。
なにやら外では黄色い声が聞こえてまいります。
掃き出し窓をちょっとあけ、ちらっと外をのぞくと、
中学生くらいの女の子が二人、しゃがみこんで・・・。
「きゃ~~かわいい~~!」
「しっぽ、おっきくない?」
「慣れてるね~~」
もしや・・・、
やっぱし・・・、
しっぽ大王♪
頭をなでられたり、あごをさすられたりして、
ご自慢のしっぽをぶんぶん振り回しておりました。
と、やつめ、私に気づいてこっちに走ってきてしまいました。
唖然とする女の子ふたり・・・。 ありゃまぁ・・・。
な~んとなくきつ~い視線が・・・。
やがて、二人は、つまんなそうに歩き出しました。
もうちょっと猫と遊びたかったのでしょうね。
「なんだよ、俺、悪者になっちゃったじゃんか・・・」
と足元のしっぽ大王に言うと、やつは
「うぉ~~~ん」と鳴いただけでした。
女の子よか、ゴハンの方がいいのか・・・。(爆)
いつものようにゴハンを食べて、お昼寝をして、
しっぽ大王はまたどこかへ行きました。
夕方には、OL風のおねぇさんにかわいがられておりました。
人気者だねぇ・・・。 あんたは・・・。