憤り・・・

私は自殺肯定者ではありません。
経済大国でありながら、年間自殺数３万人を超える
自殺大国である我が国を憂いています。

死ぬくらいの根性があれば、（根性いるよな･･･絶対）
なんでもできねぇか？って思うのです。
それに、日本の自殺者の生活レベルはかなり高い。
次の食事の見当もつかない、などということはない。

バブル崩壊時のケースでは、
住宅ローンが滞ったとか、大学に行く子供たちの学費が
払えなくなったとか、望む収入を得られなくなったとか･･･、
生活レベルを落せば、なんとかなることばかり。

アフリカの飢餓に苦しむ人たちにとっては「屁」のような話。
かの人々は、「生きること」に必死だと言うのに･･･。

今日、ラジオで凄いことを聞いた。

「どん底になったら、底を掘れ」

驚きました。どん底になったら、あとは這い上がれ、なら分かる
けど、まだ掘れと？　そのくらいのバイタリティーを持てという
ことなのでありましょう。
軟弱になった日本人の精神に欠けていた部分だと思いました。



しかし、軟弱になりすぎた日本人のどうにも我慢できない
犯罪に「誰でもよかった殺人」があります。

秋葉原、茨城、そして今度は大阪、
今日、犯人が出頭したそうですが、
動機は「人生に嫌気がさした」だからだとか。
年齢、４１歳。

人生に嫌気がさしたなら、
自分でガソリンを被って焼身自殺すればよかったではないか。

そんな度胸もなく、痛みは他人に任せ、自らの不遇（彼にとって）
だけを振り回して自己陶酔しているのではないか？
朽ち果てた精神の脆弱性が、自らは傷付くこともなく、
屈折した精神は、他人を犠牲にすることによって安楽を求めたのです。

まだ事件の真相は明らかになっていません。
でも２４人もの人間が死傷しました。
たかが、４１歳の男が、人生に嫌気がさしただけで･･･。

やりきれません･･･。