K-1 オランダ

　ぼけ～としていて、テレビ中継を忘れてしまっていました。
「たまにゃ～テレビでも見っか～～」
（↑私、実を言うと、殆どテレビを見ないという世俗離れしたヤツなのです。）
　とテレビをつけて、あっちらこっちらとチャンネルを変えていると、いきなり
ダウンシーン！！　
「ああ～～イグナチョフだぁ～～！！」
　ビデオの録画ボタンをオ～～～ン！！

　ってな訳で、約三十分ほど、見損なって、オランダ大会の始まりです～。

　ま、すぐに見たのは

アセクセイ・イグナチョフｖｓピーター・ボンドラチェック

であります。
　イグナチョフが押しに押していましたが、ボンドラチェックも隙を突いて
攻めてきます。でも最後はイグナチョフの右ストレートが気持ち良いほど
綺麗に決まってKO勝ちでした。強いな～、イグナチョフ～～～。

　
アティラ・カラチェ　ｖｓ　ナオフォール・“アイアン・レッグ”

　は良い試合で
した～～。　どちらの名前も知らなかったのですが、両者とも素晴らしくシ
ェイプされた肉体から、凄いスピードのある攻防でした。
　パンチもキックも素晴らしく、最後は一瞬の隙をついてのアイアンレッグ
の右ハイキックが完全に決まり、KOでした。　いや、これ、ほんと良い試合
でしたよ～～。

　しかしです。次のカードはなんと、
ジェロム・レ・バンナ　ｖｓ　レミー・ボンヤスキー
だと！！
　もう、私はテレビの前に正座してしまいましたね。
はい、ご両人様、見させて頂きます、ってなもんでしょうか。

　前に出て、パンチを繰り出すレバンナに対し、そうはさせまじと、キック
で牽制するボンヤスキー。　殺気が溢れてきます。
　物凄い展開に１ラウンドも、２ラウンドもあっという間に終わりました。
３ラウンド、レミーが蹴りまくります。　が、なんと、レバンナは左ミドルを
決めてきます。　すっごい試合だぁ～～！！

　あっと言う間に終わってしまった３ラウンド…。
判定に凄く時間がかかります。　テレビ的にはかなり、いらない時間で
しょう。　会場でもフラストレーションがたまるのではないかな、って時に
ジェロムが片手を挙げて、自分の勝利をアピールします。
　勿論、ここは、ボンヤスキーのホームですから、ブーイングが飛びかい
ますが、ジェロムとて、K-1のヒーローですから、負けないくらいの声援も
飛び交います。
　大会をしらけさせないようにしようとするジェロムの配慮だったんじゃな
いかな～と思うのは私だけでしょうか。

　判定はボンヤスキーの勝ち。　ホームタウンデジションじゃないかな？
そんな気がするんですが…。　でも凄い試合には変わりありません。

　感動を与えてくれた選手達に感謝です。