Cat Fight

男性の方、勘違いしないように…。（爆）



昨日の事です。
帰宅すると、猫たちがお待ちかねでした。

「おお！ご飯が帰って来た～～♪」

みたいな…。


…


ま、猫たちはご飯を食べると、また遊びに行きました。
ボスはこの家の子ですから、しっかり食べると、
ばっちりミルクも飲んで、遊びに行きました。

それから、ボスが帰ってくるまでが私の自由時間。
パソコンでmixi　したり、音楽を聞いたりと…。

ところが…。

猫の悲鳴！！

「ぎゃおおおーーーーー！！！」

！！！！！

こりゃ、ケンカであります。
外に出て、耳をすまします。

また聞こえました！！

上の方。この辺は段々畑のように家が建っています。
そして鬱蒼とした緑の多いところなのです。
私道の砂利道を登ってみると、確かに声が聞こえるのに、
猫はいない？？

ふと視線を上げると、そこにはまつぼっくりの大木。
１０メートル以上はあると思いますが…、その上に…！！

なんと黒猫の「黒べえ」がいました。
上の方に追い詰められていたのです。
追い詰めていたのは…、
なんと…、

ボス…！！

ボスとて、かなり高いところにいます。
あんな高さから落ちたら、いくら猫だって怪我するはず！

「ボス！！　ボス！！　降りてこい！！」

私の大声に、ボスは気付きました。
でも降りてくる気配はありません。

自分の縄張りに入ってきたオスを追っ払うのに必死なのです。

もう途方に暮れるばかりであります。

どうしよう？

どうしよう？

どうしよう？





ああ！
私はあることに気付きました。


私はもう一度叫びました。


「ボスぅ～～～～！！
　ご飯～～～～～！！
　ごぉ～はぁ～ん～～～！！
　ご飯だぞぉ～～！！」


ボスは、ピクっと反応すると、
するすると木を降りてきましたとさ…。

はぁ…。

さっき食ったばっかじゃん…。
でも、降りてきてかしこまっているボスをだっこして
（重いんですよ、８キロもあるから…）
家に戻ると、ご飯をあげました。

腹いっぱいになったら、さっきのことなんざ、
どこ吹く風で、ぐーぐー寝ましたとさ…。

猫は、可愛いだけじゃないんですよね…。
野生をいっぱい持ってますね…。
黒猫の「黒べえ」にしたって、
子猫のときからボスが連れていたのに…。

もう仲良く出来ないのでしょうね…。

猫の世界は、人間には分からないのですね…。
いつも思います。
人間の言葉が通じたらなぁ…。