yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。



先日の事であります。

前妻から、留守電が入っていました。
「ビデオはどうなりましたか」
と…。
ありゃ、しまった…。


話は二年前になります。
息子が高校野球の予選に出場し、
ローカルテレビで放送されると聞いたので、
留守録しておきました。
前妻から、うまく録画出来なかったのでダビングして欲しい
との事で、ダビングはしておいたのですが、送るのを忘れていました。

切手を貼り付けて送るだけ、という段階までしておいて、
放置してしまい、二年が経過していたのでした。
早速、送りました。


ビデオが着いたとの電話を受け、
「ちょっと待って」
と言われた後に、なにやら聞いた事のある男性の声が…。
でも誰だかわからない…。

「もしもし、あ、ども…、あの…、ありがとうございました」
「○○(息子の名前)か?」
「うん…」
「そっかぁ…」

分かる筈もありません。息子と最後に会ったのは、
息子が小学校の六年生くらいの時。
変声前の事です。しかし、どこかで聞いたような声だった。

次に、電話口には娘が出ました。

「おねえちゃんなの?」
「うん、そうだよ。パパ元気?」
「元気だよ」

この子もだいぶ声が変わった。
母親の声に似ていると思いました。
最後に会ったのは中学生の時ですから当たり前ですね。


そんなあの子たちも
ねえちゃんは23歳、介護師、
息子は20歳、紳士服店勤務、
もう、立派な大人ですからね…。


短い電話でしたが、こんなに興奮したのは久し振りでした。
酒を飲みながら、時々、思い出し笑いする私を見て、
ボスが不思議そうな顔をしていたので、

「俺にはお前の他にも、子供がいるんだぜ~」

と、毛深いほっぺにキスをすると、ボスは迷惑そうな顔をしました。
酔っ払いにからまれた女の子のような表情でした。(爆)

酔いが進むにつれて、
どこかで聞いた事のある息子の声に気付きました。
誰の声だっただろう?

それは…、 私の声でしたとさ♪