パリの散歩道

私がギターをはじめたのは１４歳の頃…。

古道具屋さんでもらったガットギター（ま、クラシックギターね）

弦はさびつきまくっていたし、ボディーはところどころ穴が…。

それでフォークソングなどを練習しました。

 

本物のフォークギターを手に取ったのはしばらくたってから。

高校生になってアルバイトでなんとかエレキギターを購入。

 

私にとってのギターヒーローはそりゃ～いっぱいいました。

その中の一人が、ゲイリー・ムーア。

 

スペインで亡くなったそうです。

享年５８歳…。

 

そんな…、そんな歳で…。

かなりショッキングな出来事です。

 

超絶技巧華やかなりし時代に、ライトハンド奏法も使わず、

正確無比なるピッキングと、的確なるフィンガリングが売りでした。

それはギタリストと言うよりは、職人と言った方がいいような…。

 

ホンモノだったからこそ、この不滅の名曲も残してくれました。

もう一人、私のギターヒーローである、ランディー・ローズが

飛行機事故で亡くなった時、「ランディーに捧げるよ」と言って

弾いてくれたのが「パリの散歩道」

 

涙にくれながら聞いたあの曲、ゲイリーまで…。

ご冥福を祈ります。

合掌…。