yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

レベル6

少し前の事。
野菜の放射線汚染から、市場が通達を出した。
自治体や、市場が放射線の検査を行い、
出荷停止命令(自粛とか言ってるけど、実際は命令)が出て、
市場にはこれらの検査で高い数値を出した野菜は入荷していない
との通達。
通達前に出荷停止の野菜があったとしても、それを食しただけ
では全く安全だという事。
これを持って配達しながらお客さんに説明をする。
枝野官房長官と全く同じ言い回しに言う。
 
原発事故の影響の事なんですが…」
と言い始めると、大体の人たちは真剣に聞いてくれる。
安全性の確認なんて我々には出来ない。
市場の通達や、国の発表や、報道での数値を注視する。
「今のところ」を断って、安全性を訴える。
 
しかし驚くこともある。
全然興味のない人もいるのだ。
 
「ふ~ん」
で終わり…。
自分の提供する食事に使われる食材に対して、
安全性の興味は無いのだろうか…。
 
逆に、過剰に反応する人もいる。
 
「茨木産は絶対持ってこないでよ」
「茨木産の野菜が全てダメと言う訳じゃないですが…」
「テレビで見たからね。茨城なんか絶対ダメ!!」
 
取りつく島もない。
 
 
野菜だけではない。
とうとう水にまで放射線が入り込んだ。
世界でも、蛇口から飲める水が出る国は数少ない。
次々と我が国の誇る安全性は崩壊していく。
神奈川県が隣接する地域で、乳児に影響を及ぼす放射線
検出された。
幸い、今日になって数値は基準以下になった。
 
原発の事態は、進んでいるのか停滞しているのか
考えたくはないが、あるいは後退しているのか、
我々には全く分からない。
事故の程度は「レベル6」になった。
スリーマイル島のレベル5を上回った。
昨日、最悪の事件も起きた。
三号機で作業していた作業していた人が被爆した。
 
東電が無理をさせたのか、作業員が義憤に駆られたのか、
それは定かではない。
 
ともかくも…、
 
原発に対し、我々が出来る事は何もない。
祈るしかない。
一昨日、横浜市消防局が、福島入りした。
「頑張ってくれ」と応援するしかない。
 
 
自分に出来ることは、野菜の安全性を確認すること、
ところかまわず、コンビニやスーパーにある募金箱に
お金を放り込む事、
残念ながら、計画停電に我が家は入っていない。
不公平停電の声に応え、東電は計画停電を細分化した。
こっちにも来いよ。
だから、節電を意識する事。
 
負けんぞ…。
 
風邪をひいたらしい。寒気がする。
薬、ドリンク剤、ビタミン剤を投入した。
 
 
ともかくも原発をやっつけないと何も始まらない。
東電、警察、自衛隊、消防署、全ての関係者、
がんばってください。