yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

一ヶ月後の今日

早いですね。あの日から一ヶ月もたっちゃったんだ…。
 
あの日、私は横浜埠頭にいました。片道三車線の大きな道で、
地割れでもしない限りは安全なところにいましたが、
それでもすごい恐怖を感じました。
午後2時46分でした。
 
そのほんの少し前、私は老人ホームの18階のレストランに
いました。そのレストランは多大な被害を受け、まだ閉鎖されています。
もし、そこにいたと思うと、ぞっとします…。
 
 
原発はまだおとなしくしてくれません。
驚くべき事です。一ヶ月も放射線を出し続けているのですから…。
 
 
そして今日、家でカレーなどを煮込んでおりました。
弱火にして、テレビを眺めていると、被災地のレポート。
どこだかわかりませんが、レポーターが叫びました。
「揺れています、かなり大きいです」
と同時に地震速報のアラーム音。
 
来る…。
身構えていたら、案の定、猫がぱっと上を向いたのです。
私には分かりません。でも猫には分かるのです。
私は半分ほど水を入れた幅広のペットボトルを見ました。
枕元に置いています。水面の動きを見て地震を判断します。
 
水面が揺れた…。
 
来る。
 
 
ミミはすでにミニテーブルの下にもぐりこんでいました。
ぴぃを抱きかかえて身構えました。
 
来た。
 
大きい…?? 火はどうする?
いや、この前のような揺れなら、ガスは切れるから大丈夫。
ぴぃは私の懐で強張っていました。
猫とは言え、分かっているのです。揺れると怖いと言う事が…
 
震度4くらい?? 大丈夫、大丈夫、このくらいなら…。
 
ペットボトルの揺れは続いていました。
でも、なんとかおさまりました。
 
大丈夫、大丈夫…。
猫に言い聞かせます。
でも本当は自分に言い聞かせているのです。
 
 
ネットで調べたら、やっぱり震度4でした。
でも、被災地では震度6…。
どこまで弄んだら気が済む?
震度6なんて半端な揺れじゃない。
安全なところにいる我々の比じゃない。
 
 
原発の電源が切れたの、切れないのとテレビが…。
そうしている間にも、また揺れた…。
もう、猫は怖がりません。
それほどの揺れじゃないってこと…。
 
でも、被災地の人たちの恐怖を考えると…。
やりきれません…。