yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

浅田次郎 N響に出演




 昨日、浅田次郎の「壬生義士伝」をアップした後に、テレビでも見んべい
とばかり、スイッチをオンにしたところ、NHKの「N響アワー」が映りました。
 なんと、ゲストに浅田次郎が出ているではありませんか。なんという奇遇
であろうか!っとばかりにビデオ、オ~~~ン!! しめしめ、これは明日
のブログのネタに使うべい!
 な訳で、番組での会話から…

アナウンサー(以下Q):浅田さんはベストセラーがたくさんあります。内容
もバラエティーですが?
浅田次郎(以下A):あまり同じ様なものを書くと、自分がつまらなくなっち
ゃうので、なるべくいろんなものを…、くいしんぼうなので、いろんなものを
書くようにしています。

Q: 執筆の時は音楽は聞きますか?
A:: やっぱり書いている時は、音は無い方がいいですね。

Q: 執筆の合間には聞くのですか?
A: 合間、合間には聞いている。考えている時とか、考えてなくても、良い
音楽を聞いていると、良いイメージが振り下りてくる感じがありますね。音
楽に助けられている気がします。

Q: 今聞いている曲は?
A: 今はですね、「蒼穹の昴」シリーズの続きで、「中弦の虹」(ごめんなさ
い、当て字です)と言う満州馬賊を主人公とした小説を書いているんで
すが、これはマーラーを聞きながら…。

Q: 共通するものがありますか?
A: 理由は何もないんですけど、馬賊が主人公だと、これは、まぁ、マーラ
ーは葬送の曲として書いたんですけど、僕は勝手に馬賊のテーマソングと
して解釈して…。

Q: メンデルスゾーン交響曲第四番「イタリア」が小説のイメージを喚起す
ろと聞きましたが?
A: これはね、「蒼穹の昴」を書く時に…。メンデルスゾーンというのはとて
もありがたい作曲家でしてね。劇的ですよね。もともと劇的な音楽だから、
聞くだけで、いろんなイメージが浮かび上がってくるんですね。

 この後、メンデルスゾーン交響曲第四番、イ長調、作品90 「イタリア」
から第四楽章、指揮者、アラン・ギルバートで演奏が始まりました。

 以下、後日にて失礼…。