yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

三万円のポッキー


 昨日の朝の事でした。同僚のI君が
「ポッキー食べません?」
 とポッキーの箱を差し出したので、一本引き出して頂きました。普段私は
お菓子など食さないので、ちょっとした気分転換にもなったのでした。
ところがI君が続けて言うには
「何せ、三万円のポッキーですからね」
「三万円??!」

 ポッキーについての説明など不要とは思いますが、プリッツの回りにチョ
コがついてるあれですわね。ちなみにI君がくれたポッキーは苺味ノヤツで
ピンク色でした。
 まぁ、銀座の飲み屋かなんかで、美人のホステスさんが「はい、あ~ん」
なんて言って食べさせてくれるポッキーは、ありゃぁ、確かに高そうですが。
よく、大きいピルスナーかなんかに細かい氷を入れてポッキー差してあ
りますよね。それでも三万円はしねぇだろうと思います。
 話しは脱線しますが、籐の籠に入ってるあのポテトチップス、あれも高い
んでしょうね~~。店出る時に焦ります…。ま、どうでもいいですか…。

 意味が分からずにポカンとしている私にI君が言いました。
「いや~、昨日、勝負しに行ったんですけど、駄目でした」
 それで合点が行きました。25日で給料も入ったことだし、パチンコ屋に
行ったのだが、惨敗して帰ってきたとこう言う訳です。ポッキーはその戦利
品と言うことでありましょう。戦負品と言った方がいいのかな…。
 そうするとさっき私は食したポッキーも、恐らくは何百円かの価値がある
やもしれません。

 ところで、同じ職場の仲間で、M君がいます。何故か今朝のM君はご機
嫌な様子で、楽しそうに仕事をしていたのです。
「どうしたのよ?ご機嫌じゃないか」
「昨日、勝っちゃったんです」とM君。
 どうやら彼もパチンコだったようです。
「へぇ~、どんくらい勝ったの?」
「九万円、勝ちました」
「ええ~~!!?」
「昨日、帰りにちょっと寄ったんですけど、千円くらいで大当たり来ちゃって
そしたら、なんか続いちゃって、すぐ帰っちゃいました」
「すぐってどんくらいで?」
「十五分くらいかなぁ~~」
 十五分で九万円儲けたのか…。ソープランド嬢でもそんなに稼げないよ
なぁ~~。あ、すいません、ちと例えが尾籠でありました。

 ちなみに私は勝負事が全然だめで、賭け事とかやらないのですが、M君
にはかなりの博才があるらしく、こう言った武勇伝は良く聞きます。一日で
50万を稼いだなどと言う話しも聞きますが、負けたと言う事は聞いたことが
ありません。それは負けた事が無いと言う意味か、負けた時には口外しな
いと言う事なのかは定かでありません。

 まぁ、でもお金ってのはこつこつ働いて、毎月きちんと頂くのが、一番よろ
しいかと思いますが。