New携帯君、来る！

　携帯電話が死んだのは、昨日のブログで書きました。
未練がましくも今朝、またいじくりまわしてみたのですが、やっぱり反応は
無く、彼は冷たい屍と化していたのでした。　うううう～～～～（泣）。

　でもま、死んじゃったもんはしょ～がね～し、（←豹変？それ？？）
新しいの買わねば～～とスクーターで横浜駅まで行きました。

でま、ビック・パソコン館なる店に赴きました。死んだ携帯もその前の
携帯もここで買いました。
店頭ではっぴなんぞを着込んでいるおにいちゃんに、カクカクシカジカ
なのだと説明し、ＳＤカードの使えるボーダーフォンで、シャープ製の機種
が欲しいと打診したところ、その理由を問われました。

　まず、死んだ携帯電話のデータはＳＤカードにバックアップしてありました
し、新規になると手続きが面倒ですし、契約期間内なので何がしのお金と
取られます。
　で、私は年齢の割には、パソコンなどを使いこなせるのですが、何故か
携帯の操作は苦手です。同じメーカーならばさほど操作方法は変わらんだ
ろうと思ったのです。

　でま、おにいちゃんの言うには、ＳＤカード対応の機種はもう、殆ど無い事、
かわりにミニＳＤカード対応になっていると言う事、ＳＤ対応機種でも、旧機
種でバックアップしたデータを読み込むかどうかは保障できない、との事。

　そんなこんなで、おにいちゃんが推奨したのが一万七千円の携帯でした。
ま～しょうなねぇ～なぁ～と思いつつ、申込書に必要事項を記入し、しばし
待ちます。お兄ちゃんがにこやかに戻ってきました。

「お客様、一年以上でしたよ。もう少し、お値段お安くなります」

との事。前回機種変更したのはいつか、と問われて、
「忘れたけど、一年以内じゃないかな～～」

などといい加減な事を言ったのですが、一年以上だと値段が安くなるそう
です。あ～～良かった～～。

　店員さんが更に説明します。

「定額バリューコースにお入りになられると、更に五千円引きになります」
「はいはい、分かりました。入ります、入ります」
「それとお客様、ポイントが貯まっておりますよ。これもお使いになれば、
更に五千円ほどお得になりますが…」
「ポ、ポイントって？」
「え？ボーダーフォンのポイントサービスで貯まったものですよ」

　ボーダーフォンのポイント制度など全く知らなかった私は狂喜しました。

「使います！使います！もちろん！」
「承知いたしました。それでは、レジの方へ」

　とりあえず、覚悟の金額よりも一万円も安くなるのです。ま、よしとしとこう
とレジに並びます。
　おにいちゃんがレジ係りになにやら説明し、持ってるカタログみたいなもの
からバーコードを指定してスキャンさせていました。
　するといきなりおにいちゃんは振り向き、

「お客様、ビックポイントカードはお持ちで？」

　え？え？カード…？　あ、持ってる、持ってる。
ヨドバシカメラとビックカメラ、それと石丸電気のポイントカードを私は所持
しているのです。ですが、若い頃、使いまくって、それ以来、忘れていました。

　急いでお財布の中を捜しまくると、ビッグ・ポイントカードなる薄汚れたカ
ードが出てきました。こんなのもう、使えないんじゃない？と思いつつも、
差し出しました。

「カード、お預かり済ます～」

　と、にこやかにレジのお姉さんは言うと、私のカードをスキャンし、レジの
ディスプレイを確認すると、視線を私に寄こしたのです。
　別に何、悪い事してる訳じゃないのに、ちと、後ずさった私って…。

「お客様、残り、ポイントで全てお支払い出来ますがいかがいたしますか？」

　何～～～、まじ～～～～～～～～～～？？？？
って事は金払わなくて良いって事なの～～～～～～～～～～～～～？？？
またしても、ポイントが私を救ったのでした！！！！



ポイントって、すばらしい～～～～～！



　嬉しさのあまり、私はレジ係りのおねちゃんを抱きしめようとしたのです
が、販売員のおにいちゃんが止めたのでやめました。

　私はおにいちゃんに、何とか安くして～と、せこい事ばかり言っていたの
ですが、このときは私の脇腹を肘でかるく二三回突つくと、

「も～～、お客様ぁ～～、結構、ためこんでらっしゃるじゃないですか～～」

　お金は全然かかりませんでした。
らっき～～～～～～～～～～！！

★⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒ ヾ(o´3｀)ノィャッホィ♪

いや～～、今日をラッキーデイと言わずして、いつをラッキーデイと言いましょう
か！！

　帰りにＣＤを三枚買って帰りました。三枚とも、エアロスミスです。
いつか、買おう、いつか、買おう、と思っていた三枚です。

　一万七千円が、ただになったのですから、このくらいの散財はいいでしょ！