yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

オフ会


 昨日、チャットのオフ会がありました。
クラシック音楽を聞く人の集まりと言うことで、渋谷のとある焼鳥屋に集合
いたしました。ド素人同然の私も、おっかなびっくりと参加してきました。

 先着していたのは、ご夫婦二組、と男性二人、私の後に女性一人、若い
カップルが一組の、総勢十名。
 ホッピーなる懐かしい酒が飛びかう中、酔いも進むにつれ、あちらこちら
でクロストーク
 ベートーベンマスターとベテランリスナーの口角泡を飛ばす様な激論が
飛び交います。もちろんこれは国会答弁で良く見られる揚げ足取りといっ
た下らないものではなく、お互いの力量を認めた上での友好的な議論で
あります。
 無論、こんなハイレベルの話題について行ける筈も無いのですが、ただ
聞いているだけでも、楽しく、いつかこんな会話の中に参加できたらいいな
自己啓発を誘引するきっかけになりました。


 さてさて、あれやこれやと話しは弾みまくり、店を出た時は雨になっており
ました。二件目は多国籍料理のお店。
 いつもご夫婦でチャットされている方がいらっしゃいます。この店では、そ
の旦那様の方から、ご高説を拝聴することが出来ました。

 クラシック音楽というのは歴史が古く、当然ヨーロッパ史と言う時代背景を
強く受けている事。それに加え、国や地域による地方色がある事、これらを
総合的に加味し、曲の背景として捉えて聞けば、更に興味深く音楽を楽し
める、という主旨の事を、私のような頭の悪い輩にも、非常に分かりやすく
説明していただきました。
 感謝、感激などを通り越し、感動すら覚えたのでした。

 今まで、私は音楽などと言うものは出ている音、聞こえている音が重要
なのだと認識が強く、それは自分でもギターを演奏する(へたっぴですが)
ということもあるのですが、考えてみれば、作曲者も演奏者も、天才だろう
と、秀才だろうと、神童だろうと、人であることに変わりなく、どこかの国の
どこかの時代に生まれるのです。
 国や時代によって人の育まれ方が違い、それによって生まれてくる曲に
さまざまな個性が出てくるのも当然の事でありましょう。


 ひたすらひたすら感心しながら、最後はカラオケに行きました。
ここで女性一人と合流。遠路はるばる群馬から、しかも結婚式の後で駆け
つけるというハードスケジュールをこなしての参加でした。
 この方、声楽をやってらっしゃるのですが、駆け付け一番で歌い、圧倒的
歌唱力で、音楽にうるさい猛者たちをうならせると言う快挙を、やってのけ
てくれました。
 こんなのただで聞いちゃっていいのかい?ってほどのもんです。なんだか
すごく得した気分でした。


 心地よい酔いと、気持ちが豊かになったみないで、楽しいオフ会でした。
ちなみにチョウシこいて終電を逃し、行きついた駅から友人宅までタクシー
で行き、友人に自宅まで送らせるという、友人にとっては迷惑この上もない
夜でした。
 友人はぶーぶー言ってましたが、私は気分が良かったので聞き流しました。
(↑ひで~ヤツ)
 あはは…。