yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

クラシック音楽三昧の正月 その二


元旦にはウィーンフィルニューイヤーコンサートがありました。
時間を忘れて、第二部から見ました~~。(泣)

ちょうど、一部が終了し、スタジオでゲストがいろいろとうんちく
を話しておりました。大晦日に聞いた第九のコンマスの人が
解説していました。

さて第二部の始まり、始まりぃ~~~。
緊張するなぁ~~、初めてのニューイヤーコンサートだし…。
俺が緊張してどうすんねん…。
お花だらけのステージ、楽団員で溢れかえる中を指揮者が入って
きました。字幕に出たのは「ズービン・メーター」さんとな…。

軽快なるリズムで始まりました。三拍子のワルツ。
途中で、早いテンポの二拍子に変わり、そしてまたワルツ。
かっこええ~~!
緩急取り混ぜたすっごい演奏にしばしうっとりモードに…。
もう、一曲目から拍手の雨嵐…。

二曲目に「ポルカ」とありました。ポルカって何やねん?
手元のハンディ版音楽用語辞典を引いてみますと・・・、
「19世紀にチェコで流行した早い2拍子の舞踏曲」とありました。
おお~、タテノリのヘビメタみたいなもんじゃろ~。
そう思って聞いたら、ヘビメタよりはちっと遅いかんじでした…。
でもま、ずんちゃ、ずんちゃ、ずんちゃ、ってこんなかんじでしょ。
よしよし、ポルカ覚えたぞ。

ポルカのあとにまたワルツ…。これ、良い曲だ~。
えと、「レモンの花咲く所」という題名だそうな…。メモメモ…。
良い曲だなぁ~~。

ワルツのあとにまたポルカ、これって凄く早いです。
ノリノリです。楽しいなぁ~~~。

どんどんコンサートは進行します。
でもって、「エルンストの思い出」なる曲。
なんか、指揮者がバイオリンに話しかける…??
そして、観客に話しかける?…場内から笑いが…???
バイオリンソロから、クラリネットソロへ・・・。
また、なんか笑い??
なんか、演奏者がリラックスして楽しそう…。

そして、フルートにちっちゃいのを持ったおっさんがぴろぴろと…。
うわっ、すごい早弾き、いや、早吹き!!!
場内からどよめきが…。
指揮者が、いきなり指揮台を下りちゃったのです。
フルートのちっちゃいの吹いてるおっさんのところへ行って、
握手!!!

「やるじゃん!!おめ~。さっすがぁ~~」
みたいなかんじで、場内は大拍手。これってクラシックでもあり??
いやいや、ありでしょう!!
そのあとはバイオリンやらチェロやら、ノリノリ!!
コンマスまでが、立ち上がって、観客にアピール…。
またしても指揮者が指揮台を下りてコンマスの肩をたたきます。
「おいおい、いいかげんにしろよ~~」
なんてかんじですが、もう、場内は大爆笑の嵐…。
もう、最高です。
クラシックにだってこんなユーモアがあっても良いと思います。


アンコールには、ノリノリのその名も、「軽い足どり」。

そしてアンコールのアンコール…。
指揮者がちょっと指揮をしますが…音が出ない…??
場内から笑いが??
指揮者のズービン・メーターさん、観客席に振り向きました。
後で知ったのですが、アンコールで指揮者が、いったん指揮してやめ、
挨拶するのが、お約束なのだそうな…。

で、ズービン・メーターさんの言うことにゃ、
「ブルガニア、ルーマニアEUへようこそ!!」
そして、
「私と、ウィーンフィルから…」
とタクトを振ると、楽団員の肉声が響き渡りました。

アンコールが続きます。
テレビの画面には、シェーンブルン宮殿の中を、
縦横無尽に踊るダンサーたち。
曲は誰だって知っている「美しき青いドナウ」です。
いやぁ~~~、最高じゃのぉ~~~!!

8888888888888888888888888888888!!!!!!

でもって、更にアンコールには「ラデツキー行進曲」です。
なんと、手拍子が来る曲なのです。
でもそのへんは、ちゃんとクラシックで、
指揮者が、観客席に振り向くと、指揮をしだすのです。
そしたら手拍子おk!!

右二階席、左二階席、指揮者が振り向くところ、手拍子が来ます。
楽しそうです~~~~~!!
俺もやりてぇ~~~~!!!
って、テレビの前でやってましたが…。


素晴らしかったっす。
最高ぉ~~~~~~~~~~!!