自粛警察
パチンコ店の自粛が取りざたされています。開店前の入り口に立ち、並んでいる人達に文句を言ったり、近所の人々の営業に対する意見をマスコミが大々的に取り上げたりと、正義の拳を振りかざす人に見えますが…。
皆さんご存知だと思いますが、行政には残念ながら命令権がありません。憲法上の事で良くは分かりませんが、国民に対し命令は出来ないのです。ですからパチンコ屋が営業しても違法ではありません。特別措置法の中においてもそれは変わりません。自粛要請が強くなっただけで、法的には何も変わっていません。個人的には煮え切らない思いですが、仕方ありません。
そこで「自粛警察」なるものが現れて、前記の様にパチンコ店の前に立ちはだかったり、他県ナンバーだとか言って、その素性をネットで晒したりと、それが正義か？と疑わざるを得ません。ちょっと落ち着いて冷静になりましょう。
確かに日本人には、命令もされてないのにお偉いさんの指示に従い、じっと我慢していますが、そうでない者には怒りを感じてしまいます。集団生活に長けているんだか何だかは知りませんが、人間は不思議なものでいったん正義と信じてしまうと、それに伴った悪意悪行も肯定してしまいます。怖いですね。しつこいですが冷静になりましょう。
別にパチンコ屋の方を持つ訳じゃないですが、自粛に応じて休業した店舗は９８％だと言います。ほとんどのパチンコ屋さんが休んでる中、マスコミが取り上げるのは一部の店舗だけ。怒りが込み上げるのも分かりますが、落ち着きましょう。
トキソプラズマ症
暇にまかせております。こんな時期だから感染症に関する本でも読んでみべいとばかりに、普段は読まない難しい本とにらめっこしておりました。するとエボラ出血熱だの、ペストだの、デング熱だの、それはそれは恐ろしい病名のオンパレードでありました
その中で目を引いたのは「トキソプラズマ」と言う言葉です。それ猫の病気じゃなかったっけ。確か、「シスト」「オーシスト」「タキゾイト」と三態をなしている筈だ。それ、寄生虫じゃなかったっけ。ま、微生物ちゃぁ微生物だけど…。
ってこんな奴がいるらしいですが、子猫とか抵抗力の弱った子だけに移るそうですが、妊婦といるのも良くないと言われるのは、人間にも感染するからでしょう。それに最近の研究によれば、寄生した相手にドーパミンを放つとか…。快楽物質のドーパミンを放たれればネズミも猫の言いなり、いや、トキソプラズマの言いなりか…。
ハチのムサシは死んだのさ
昭和の日であります。祭日でありますので例によって私も籠っております。洗濯機を回し、脱水の壊れた状態に悪戦苦闘しながら（超笑）、ようやくパソコンの前に座り込み、菊谷英二さんの訃報を知りました。
実は菊谷英二さんではあまり記憶が無く、「平田隆夫とセルスターズ」のメンバーであり、「ハチのムサシは死んだのさ」の大ヒットが有名です。
私はまだ１０歳くらいではないでしょうか。正確な所は分かりませんがその程度ではないでしょうか。ジャンル分けなど分かる筈もなく、不思議な曲にただ驚いただけでした。
なぜ、主人公がハチなのか…、ムサシなのか…、なぜ「真っ赤に燃えてるお日様に試合を挑んで負けた」のか…。なぜ「焼かれて落ちて死んだ」のか。当時全然分からなくても、今聞けば象徴的だったのは、ムサシが体制側に立ち向かって行ったのではないでしょうか。「死んだ」と繰り返すこの曲は体制側に対する皮肉とも聞こえます。ちょうどこの世代は全共闘世代であります。もしかしてそんな気持ちがあったかもと言うには考え過ぎでしょう。
ご冥福をお祈りしまします。
サザエさん炎上？？
サザエさん炎上はだいぶ前にありました。飴かなんかを喉に詰まらせるシーンでした。確か最後の方で「来週もまたみて下さいね～。ンググ…」見たいなものだったと思います。私ら世代（あ、私５８歳ね）にはお馴染みでも、社会的には老人の餅を喉に詰まらせる事故とか、子供の誤食などで、「けしからん」と言う事になって、変更されました。
それが今のジャンケンです。見てないので変わっているかもしれませんが、しばらくの間そうだったと思います。今回はどうしたのだろう。
帰って猫のご飯にして、パソコンの前に座っていろいろ調べてみると、ようやく分かりました。それは、
サザエさん一家が自粛していないから不謹慎
ちょっとチコちゃん風になってしまいましたが、ひっくり返ってしまいました。ここまで病んでいるのか、世の中は…。確かにサザエさん一家はGWに旅行したらしいですが、それを不謹慎とするのか。これ、ただの漫画だぞ。と言いたいところですが、賛否両論なんですね。
でも、新コロナウィルスが蔓延した様な、サザエさん観なんか見たくないでしょう。分かるかどうか知りませんが、サザエさん観にはい新コロナウィルスなんて無いでしょう。それで良いと思います。
昭和を映し出したのがほんの少し、発展途上がほんの少し、それが「サザエさん」でょう。でも時間は過ぎ、時代錯誤が大きくなりそれも、ありなのかも…。
プレミアムフライデー？？
プレミアムフライデーって覚えてます？ そう言えばそんなのあった、って覚えてる訳だ。言葉しか覚えていない私は、ちっとばかりウキペディアさんのお世話になってみると、あーでもないこーでもないと詳しく出ていますが、要するに
- 月の最終金曜日をプレミアムフライデーとしよう。
- プレミアムフライデーには午後三時に退社しよう。
- これを利用して買い物や旅行をしよう。
と言うキャンペーンでした。今では考えられない事ですね。たぶん経済産業省当たりが旗振り役になって企画したのでしょうが、今では、
「不要不急の外出は自粛願います」
に変わりました。あの馬鹿げた企画も、今では懐かしく（そんな前じゃないのに！）旅行してみたいな、と思います。それと買い物も良いな。今だから言えるのかも…。
また知事の名前を覚えましたね。東京の小池都知事は毎日テレビで見るものの、自分の神奈川県には黒岩県知事、千葉県の森田知事に至っては芸能人扱い、同じ様な事してる大阪府の吉村知事は営業自粛要請に応じない６店舗を公表。それって営業やってるって宣伝している事にならない？ パチンコ打ちを甘く見ない方が良くない？
愛知県の大村知事だとか、山梨の１円給与の長崎知事も、パフォーマンスだけじゃなくて「新型コロナウィルス」を見て欲しい。
国民が苦しんでいるのは、パチンコが打てない事でもなく、サーフィンが出来ない事でもありません。
