Ｋ－１ ラスベガス大会

Ｋ－１　ラスベガス大会

ようやくＫ－１を見ました。
毎年恒例となったラスベガス大会。

スーパーファイト　レイ・セフォー　ｖｓ　アダム・マクスタイ

なんだかセフォーは貫禄があります。余裕があります。
１ラウンドから2回ダウンを奪うと、
2ラウンド、カカト落としなんかを出す余裕。
右フックでまたダウンを取ります。
ニタニタ笑うセフォー。普通は追い込まれると笑ってごまかすのですが、
今回は余裕のようです。
３ラウンドもノーガードでアピール。
マクスタイも笑うけど、これは苦し紛れでしょう・・・。
ボディーに右フックでダウン。最後は後ろ回し蹴りでＴＫＯ。
セフォーは強かったです。でもマクスタイよく3ラウンドまでもった。


準々決勝　ゲイリー・グットヂッジ　ｖｓ　カーター・ウィリアムス

両者、見た目がよく似ているので、テレビでみてると良く分からない。（笑）
青いトランクスがグッドリッジと覚えて観戦します。
ガツガツと痛そうな展開…。
２ラウンドグッドリッジがダウンを奪うと、すぐにウィリアムがやりかえして
ダウンを取ります。そのあとウィリアムスも猛攻で２ラウンド終了。
３ラウンド、グッドリッジが押されて、結局判定でウィリアムス勝利。

準々決勝　ステファン・レコ　ｖｓ　スコット・ライティー

このところさえないレコですが、この試合で復活。
両者とも凄く動きがいいのですが、レコは常に前に出て
アグレッシブに攻めます。
２ラウンドあたりからボディーを嫌がりだしたライティーから
3ラウンドには二回のダウンを奪ってレコの勝ち。


準決勝　ステファン・レコ　ｖｓ　カーター・ウィリアムス

静かな立ち上がり、両者待ちモードのような展開。
ウィリアムスが膝で飛びこんでいくと、レコがバックハンドブロー。しかし空振り。
ウィリアムスが同じ技を返します。
そろそろ手数が出て来たところで、レコの後ろ回し蹴りがヒットでＫＯ。
もんどりうって倒れたウィリアムスの脇腹が痛そう…。レコ強し…。


準決勝　イマリー・ニー　ｖｓ　マイケル・マクドナルド

準々決勝でイグナチョフに破れたイマリー・ニーですが、
イグナチョフ負傷のため、準決勝進出です。

４０キロ以上の体重差はなんともしがたく、１ラウンドでマクドナルドがダウン。
ダウンした後にパンチを入れたとかで、イマリー・ニーに反則。
２ラウンド攻めてに欠くマクドナルドですが、
ローキックに活路を見出すも、時間切れ。
３ラウンド開始からローを狙いたいマクドナルドですが、
いきなりサウスポースタイルに切り替えて、防御。
見た目よりかはるかに器用なようです。
イマリー・ニーは前に出て、パンチで潰そうとしますが、マクドナルドが見切り、
判定でマクドナルドの勝ち。


決勝戦　マイケル・マクドナルド　ｖｓ　ステファン・レコ

立ち上がり、両者、ジャブやローキックで様子を見ているようす。
決勝戦のせいか慎重です。いくらも手が出ずに１Ｒ終了。
レコがパンチでラッシュをかけますが、マクドナルドはがっちりガード。
それにしても手がでないマクドナルド・・・。
何回か絡んだ後、マクドナルドは横を向くと、手を振りました。
「もうできない」と言うように…。
前の試合で右の拳にヒビが入ってしまったのだとか…。
いや、残念です。
しかし４１歳の年齢でここまでやるマクドナルドに脱帽。



この大会をもって、ステファン・レコが優勝。
東京ドームへのチケットをゲットしました。
久し振りにレコらしいレコを見られて良かったと思います。

それと、イグナチョフがなかなか上がってこれないのが残念です。
実力はあるけど、上がってこれない、あるいは優秀出来ない選手って
いるんですよね。運も実力のうちですがね。

今大会はイロモノの試合がなかったので良かったと思います。
実力者に出場してもらいたい。客寄せパンダは要りません。

東京ドームが楽しみです。