ギターリサイタル その三
15分の休憩。
私の席から、出口が近く、出口からトイレも近かったので、
ささっと用を足すと、席に座り込んで、まさに休憩モードに
入ります。
私は今日、午前3時から仕事をし、午後の3時まで働きました。
急いで帰宅し、家を出たのが4時過ぎ、この開場に着いたのが、
6時。
正直、体は疲れ切っているのですが、最高の演奏に酔いしれています。
いったん、ここで集中力を切り、後半に備えねば、と思いました。
ま、気休めの休憩の後、再び客席の照明が落とされると、
ディアンスさん登場。
前半と同様に、曲についての解説をしてくださいますが、
あんぽんたんな私には、あんまりよく分からないのです。
もっと英語を勉強しておくんだった!!
おー、のぉ! 私のバカバカ!!
What a foolish I am !!
で、ディアンスさんの解説の中に、
たびたびと、「ショーロ」という言葉が聞こえます。
ショーロというのはブラジルの音楽であります。
後半はこれか!
前半と変わらぬ、素晴らしい音質と、楽曲の繰り返しに、
手のひらが痛くなってまいりました。(爆)
私って、むきになって拍手してしまうタイプなので・・・。
そして・・・、いよいよ・・・、
ディアンスさん曰く、
「Next last piece」
ええええええええええええ!
もう、最後なのぉ!!
もっとやってよぉ~~~~!!!
最後の曲を演奏し終わったディアンスさんは、
ステージを後にしましたが・・・、
拍手は鳴り止む筈がありません。
この時の、観客席の一体感が私は大好きです。
だって、まだ聞きたいのです。
そして・・・。
まだ、あの曲を聞いてないもん・・・。
あの曲を・・・。
続く