判決

　相模原障害者殺傷事件の判決が昨日出されました。報道でご存知の通り「死刑」が宣告されました。弁護側の、大麻常用によっての責任能力の欠如は退けられ、計画性があり、本人が頑なな思考を持ち続け、拘留中もその考えを捨てなかった事から、判決が下された模様です。

「意思疎通がとれない障害者は不要」「生産性のない命には価値がない」との理論には頭をかしげますが、昔は確かにそう言う事もあったかもしれません。優性遺伝なんて言葉がまかり通っていたかも知れませんが、今は違う。

　パラリンピックなんてものは昔は無かった。前の東京オリンピックの時には無かった。障害者はオープンになったと言えるでしょう。嫌な言い方ですが、それだけ少なくとも、日本では障害者に税金を使える様になりました。これに逆行する事でしょう。

　ここでグズグズ言っても始まりません。失われた１９の命は蘇りません。植松被告に感化されない様に訴えるしかありません。第2第3の植松が出ない様に祈るしかないでしょう。