yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

相模原市障害者施設殺傷事件

昨日は良く晴れた日でした。大袈裟な厚着をしている私も防寒着も上着も脱いでしまう程でした。仕事でトラックのハンドルを握っていた私ですがふと、

「昨日(つまり一昨日)は大変だったんだろうな、この辺は…」と思いました。

 たまたま一昨日は休みだった私は自宅でテレビを見ていました。雨の降りしきる中、中継が次々と入ります。傍聴券がどうのこうの、それで開廷が遅れているとか…。横浜地検前は大騒ぎだったに違いありません。

 やっと始まったと思ったら植松被告が暴れていて退廷だと中継が入りました。ありゃ…。どうなっているのかと思いつつ、弁護側は心神喪失で無罪を主張したとか。

 

 

 事件は2016年7月、相模原市障害施設「津久井やまゆり園」で起きました。元職員が入所者19人を殺害し、27人が負傷する事件が起きたのです。何故かパトカーに捕らえられた容疑者が嬉しそうに見えたのは私だけでしょうか。

 その後彼は、マスコミに対し持論を展開します。「障害者は不幸を作る事しか出来ない。障害者は生産性が無い。障害者なんていなくなればいい」

今時そんな言い草があるかと驚きましたが、取材で拘置所を訪れる誰彼にも、しかも折り目正しい態度で接したそうです。自分は正しい事をやったと言わんばかりに…。

 

 大昔、この国でも残念ながら優生理論は確かにありました。劣性遺伝子を排除する事で優性遺伝子を残せる。理論上簡単であるけれど、どれだけの人々が苦しんだ事でしょう。

 私が知る限り(結構視野狭いけど…)実行したのはナチスしかありません。アーリア人の中でも優性遺伝子と劣性遺伝子に分けられ、劣性と思われる人には不妊手術が行われたそうです。

 

 ヒトラーが下りてきた、と植松被告は言っています。時代遅れのヒトラーが今を見て何と思うのでしょうか。この国では今年オリンピックが開催されます。もちろんパラリンピックだって開かれます。今は障害者だってスポーツ出来るんだ!

 

 とわめいて、今後の裁判を注目しますか…。