yokohamanekoの日記

横浜で猫2匹と暮らしております。

ハムラアキラ

 連休は寝て過ごしてやる!と決心し、テレビばかり見ておりました。撮りためたビデオも見て、消す、しないとハードディスクがいっぱいになります。寝て過ごす、と言う理想的な生活は連休でしか試せないもの!

 とは言いつつ、頭の中では「洗濯しろ」だの「掃除しろ」とガンガン響き渡ります。なにせ一人暮らしなので…。「猫の世話しろ」もありました。でも一日位いっか、と思いますが、

猫の世話以外です。(爆)

 

 

 

「ハムラアキラ」が私の興味を惹きました。NHKのドラマでありますが、女探偵もののミステリーです。幼きとき(私にもあったのさ♪)ポプラ社シャーロック・ホームズものとか、アルセーヌ・ルパンとか、明智小五郎と少年探偵団対怪人二十面相とか聞くと、「探偵」と言う言葉にわくわくしたもにです。

 ところが大きくなるにつれ、「探偵」は変わって行きます。警察が探偵を頼る事はまずありません。犯罪が起きれば、動き出すのはまず警察です。探偵小説はあくまで小説であり、頭の中だけのゲームです。何十年前の遺恨がもつれて、ありえない殺人が起こり、名探偵が解決し、犯人は自殺してしまう。と言うのが横溝正史のワンパターンですが(笑)、現実的にはあり得ない事でした。

 それが「社会派推理」の始まりで、「松本清張以前、以後」と言う言葉も生まれました。松本清張は取材を通して、現実の事件や事故から執筆しました。絵空事でなく、本当にありそうな事を描いていたのです。それが過ぎると私に待っていたのは、森村誠一でした。

 森村誠一が私を虜にしたのは「人間の証明」でしたが、他にも描かれているのは、「人間」のドラマ」でした。インタビューで「私の描きたいのは人間のドラマである」から取られました。もしかして後書きだったのかもしれません。

 

 

 さて「ハムラアキラ」は探偵ものであります。「探偵」にちょっと思いを馳せる私には、「悪い兎」(本作、原作 若竹七海)を読んでしまいました。忘れかけていたミステリー。

 

 

読んでみますか…。